四月に発刊されたスコットジュレクの本は英語版のみ。僕は仕方なく英語で書かれたKINDLE版を買って、iphoneにダウンロードして翻訳しながら読んでいたんだけど、15分も読んでると目の裏が痛くなって進まず50ページ程読んでリタイア。
日本語翻訳版が、9月27日に刊行という事を知ってネット予約していたんですが刊行日よりだいぶ早く、23日(日)に手元に届きました。
ツイッター見てたら日曜には書店でも既に並んでる様でした。
スコット・ジュレクを知ったきっかけ
僕がスコット・ジュレクをちゃんと知ったきっかけは 2年前の夏(2016)にクリストファー・マクドゥーガル著の” BORN TO RUN”からでした。
主要登場人物のひとり”スコット・ジュレク”に興味を持ったので、直後に彼の著作”EAT&RUN”を読んで、アスリートというのもそうなんですけど、人間的な面白さの方でファンになってしまいました。
読みやすい「NORTH 北へ」
スコットジュレクの新刊が届くまでを久しぶりに
BORN TO RUN を読みなおしていたんだけど、ある程度の知識が無いと読むのが大変。
BORN TO RUN ではたくさんの登場人物、地名や固有名詞の多さで、読んでるとワケわからなくなる状態でした 。
BORN TO RUN を 初めて読んだ時は”ウェスタンステイツ100”から”レッドヴィル100”の話があって、その流れで”カバーヨ・ブランコ”が登場した件とか、わからなくて前回読んだ時は頭に入っていませんでした。
トレランとかウルトラに首を突っ込んでいる状態の人じゃないと正直わからん部分が多数ありました。
「NORTh 北へ」では巻頭で主要な登場人物、難しい用語がリストされてるので、 スコット・ジュレクの事を殆ど知らなくても理解できる内容だと思います。
2,189マイルの内なる世界への旅
まだ前の方しか読み進めていませんが「NORTH 北へ」の内容は、2,189マイル( 3522km)という物理的な距離の移動だけじゃなくて、妻や友人との交友や自己の精神的な部分の”内なる旅”という部分に多くが割かれている印象です。
挿入されている写真を見るからに後半になる程肉体は消耗している様子ですが、その中で精神的な部分の高揚と停滞の変化を辿っていくのがとても面白いのです。
先に進むのが惜しいので少しずつ変化して行く様を見ながらゆっくり読んでいます。
NORTH 北へ―アパラチアン・トレイルを踏破して見つけた僕の道posted with カエレバスコット・ジュレク NHK出版 2018-09-27 Amazon楽天市場Yahooショッピング
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