奥武蔵の峰を繋ぐ( 4 )  伊豆ヶ岳から武甲山 完結編 

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2016/05/07(sat)
飯能の天覧山に始まり奥武蔵の峰々を経て
秩父の武甲山までを数日かけて一本に繋ぐ計画。今回で完結編?

闇夜に浮かび上がる上がる武甲山の山容。

天覧山から武甲山を数日に分けて1本に繋ぐ

この計画の第1回を始めたのは、2月27日。
飯能駅~天覧山~多峯主山~稜線を辿り、天覚山~東吾野駅
奥武蔵の峰を繋ぐ(1) 踏み出した右足~天覧山から天覚山へ

4月に第2回として
東吾野駅~天覚山~大高山~子の権現~・・・・伊豆ヶ岳~正丸駅
奥武蔵の峰を繋ぐ(2)天覚山から大高山
奥武蔵の峰を繋ぐ(3)大高山から伊豆ヶ岳へ
そして5月になってようやくシリーズ完結の目処がたってきました。

第3回は
スタート正丸駅〜伊豆が岳~武川岳~大持山~子持山~武甲山~ゴール

移動距離18キロ超 、標準コースタイムも10時間超。
標準タイムの7割程度の時間で進めたとしても7時間かかるというロングコース。
ロングコースにヒヨって先伸ばしにしていた理由もありますが
今までのルートと違い、一度山に入って天候が悪化した場合、
30分程度ではエスケープ出来ません。
レインウェアを持っていない状態で歩くのは危険なのではないか?
という理由がありました
5月初頭になってようやくレインウェアを揃えられたので挑戦することに。

いざ正丸駅へ


前回の終着点。正丸駅に8:30着。
トイレを済ませスタートゴールまでトイレありません
最初の目的地は伊豆ヶ岳。

前回下山時だったので迂回した鎖場のある男坂へ進みます。

やっべーよ。怖えーよ。
自分のトレランシューズは岩場で全くグリップしません。
半分くらい登った頃戻ろうかとも思いましたが。
鎖に体重かけて下りるのもしたくないし・・・
涙を流しながら登りました。

鎖場を越えて伊豆が岳到着


でも、なんとか鎖場を登りきって
出発1時間程で伊豆が岳山頂(851M)に到達。

次のピークの武川岳まで行く為に一旦山伏峠まで一気に下ります。
ほぼ壁みたいな武川岳登りの途中で水分補給していた所、

トレランのグループの方が通りすぎていきました。
トレランっぽい登山をしている自分としては、当然、火が着きます。

トレランっぽい登山ダマシイを見せてやる!!

追いついたり追越されたりで
武川岳まで良いペースメーカーになっていただきました。^^

予定より早く到着。
武川岳山頂(1051.7M)

 

あれは武甲山なのか?


ヤシオツツジに隠れた先に武甲山の姿が見えてきました。
予想よりペースが早いので
これからはゆっくり目で景色を楽しみながら行きましょう。
大持山と子持山を目指します。

お腹がすいてきました。
正丸駅から歩いている途中の茶店で買った草餅がうめ~。
胃に収めた時点で気づいた。
大持(大餅)山で丸ごとの餅の写真。
子持(子餅)山で半分食べた写真でも撮ればよかったかなぁ。
と、考える事もないので考える。

素晴らしい景色に感慨に耽るつもりだったが


大持山の肩に到着。今まで登った山並みが見えた。
しかし五月のこの時期、数匹の蝿が汗でも舐めようとしていたのか
朝から夕方まで自分の周りを飛び回っていました。
ソロ登山ですがソロじゃないな(笑)
まさしく五月蝿(うるさい)かったです。ぜんぜんゆっくり出来ません。
ハッカの虫除けが欲しかった。

子持山付近で絶景を。枯れ木の下が絶壁になっております。
チキンなのでこれ以上近づく事ができません。

子持山からも武甲山の山容が・・
まだまだ大変な急登が待ち構えているのだろう。

っと思ってたけどあっさりと武甲山の山頂に着いちゃった。^^


しばらく景色を楽しみました。

三日前は秩父巴川キャンプ場から山頂を眺め
今日は山頂から秩父巴川キャンプ場を眺めたてみた。

川が作った地形が巴の形(勾玉が二つ)の形だね。

下山中に野生のシカが


下山途中で百名山の両神山が。あのギザギザも登ってみたいな。
ガサガサと大きい音が聞こえました。

野生の鹿です。5匹くらいの群れです。

武甲山を登る途中でも見たので
下山中はカメラをすぐ使える状態にしておきました。
下山後は橋立鍾乳洞にある蕎麦屋さんで缶ビールと一緒に

観光地らしからぬ。しっかりとしたおいしい蕎麦でした。
帰りを浦山口駅にしようと思ってたけど
遠いなぁ。と思いながら
間違えてひとつ先の影森駅で電車に乗り込み。

帰りの電車内で今日の記録を見てみました。

移動距離約20.6キロ、累積高度は+、-合わせては約3700メートル
今回のトレランっぽい登山では206円+370円を
コンビニの熊本災害義捐金箱へ寄付して帰りました。

奥武蔵の稜線を繋ぐシリーズのまとめ


この計画の最初の頃は、ほぼ未経験の状態と言ってよく、
山登りの何が楽しいのかも良く分からないままに始めました。
しかし、実際に試行錯誤して登った事で
山登りは自分が思うよりも、もっと面白い事に気づかされました。
いつかまたこのルートを、一気に歩いてみたいと思います。
低山なので涼しい時期に^^

コメント

  1. にんにん より:

    じゃーんさん、おつかれさまでした。
    数日間かけての達成は、やり遂げた充実感がたっぷりですね。
    記事からも伝わってきました。
    写真の岩場の鎖場、その場に行ったら想像以上に傾斜がキツイんでしょうね。
    山の楽しみを身体でおぼえてしまったら、どんどん挑戦したくなりますね。
    週末にトレイルランしていたら、身体が引き締まりますね!

  2. じゃーん より:

    にんにんさん おはようございます。
    途中で辞めちゃうかと思っていましたが
    何とか完了させる事が出来ました。
    鎖場は、靴底に油でも塗ってあるんじゃないか位滑りました。
    この場所は結構大変って聞いてましたけど
    想像してたより高さが、ありましたよ。
    小さな挑戦を乗り越えていけば、確実に着いてくるのは楽しいですね。

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