マーティンウィング10(商品型番:NMNM61527)のレビューです
マーティンウイングを手に入れた。
10~20キロのジョギング用途と
トレラン競技も見据えたザックを探していました。
たまたま入ったリサイクルショップで破格の値段で見つけました。
マーティンウイングは目立つ場所のマネキンに
「ナップサック」と値札に書かれてディスプレイされていました。
ナップサックって久しぶりに聞いたね。
税込み定価12960円しますが、使った形跡なし(未使用状態?)で税込み4500円でした。
マーティンウイングは、いくつかの候補の中の一つでした。
マーティンウイング10の詳細 商品型番 NM61527 Martin Wing 10
マーティンウィング10の商品情報
トレイルランニングパックの定番としてその名を知らしめたマーティンウィングシリーズの10Lモデル。レース用に開発された元祖マーティンウイングの背負い心地を継承し、ショルダーハーネスをタスキのように胸の高い位置で固定する型にすることでさらなる安定感の向上をはかりました。メインコンパートメントは詰め込んだ荷物も取り出しやすいサイドアクセス。腰へのフィット感を向上させたストレッチするヒップベルトも採用しています。容量を抑えたいロングレースやトレイルランのエントリーモデルとしても頼れるモデルです。
※引用元 「THE NORTH FACE」 WEBストア
前モデルではTRコンポーネントシステム対応で
別売りのポーチなどを付けられる拡張スロットが着いていたようですが
現行モデルではTRスロットが廃止になっております。
試しに使ってみる
![](https://i0.wp.com/lifelongtrail.com/wp-content/uploads/2018/01/app-041704800s1463395309.jpg?w=1256&ssl=1)
週末、早速背負って近所をランニングしてきました。
草地に置くと干からびたコウモリみたいだな。
マーティンウィングの収納スペース
マーティンウイングの収納スペースは大きく分類すると
ハイドレーションシステム用のスペース
![](https://i0.wp.com/lifelongtrail.com/wp-content/uploads/2018/01/app-032466500s1463395370.jpg?w=1256&ssl=1)
背中に最も近い位置にプラティパスの2Lクラスが入るサイズのスペース。
肩口のハーネスが袋状になっていて、チューブをチェスト側にバイパスできる形状になっています。
※後日ハイドレーション購入しています。
オスプレーレザヴォアLT
ザック最大のスペース メインコンパートメント
![](https://i0.wp.com/lifelongtrail.com/wp-content/uploads/2018/01/app-051914800s1463616506.jpg?w=1256&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/lifelongtrail.com/wp-content/uploads/2018/01/app-089363000s1463616550.jpg?w=1256&ssl=1)
左側からアクセスするメインコンパートメントは上下ダブルジッパーとなっています。
レインウェアや替えの下着など
行動中は開けないけど必要なものを入れるスペース
背面ポケット
![](https://i0.wp.com/lifelongtrail.com/wp-content/uploads/2018/01/app-088763900s1463617831.jpg?w=1256&ssl=1)
財布とかヘッドライト、予備電池とかを入れる感じか
ヒップハーネス部のメッシュポケット(2口)
![](https://i0.wp.com/lifelongtrail.com/wp-content/uploads/2018/01/app-077596200s1463617944.jpg?w=1256&ssl=1)
ポケットの口にはドローコードが着いています。
一見二箇所のポケットと思いきや、内部で左右が繋がっていて
右からも左からも取り出す事ができます。
「右からおにぎりを出してゴミは左から入れる」みたいな使い方もできます。
この場所はザックを背負ったまま手探りでも取り出す事が出来ます。
中央に500ミリPET、その左右にジェル飲料、タオルなどを詰めて走ってみましたが
走行中でもここは非常に安定しています。
ウェスト部分ジッパーポーチ(左右2箇所)
![](https://i0.wp.com/lifelongtrail.com/wp-content/uploads/2018/01/app-021735900s1463617990.jpg?w=1256&ssl=1)
走る前に左に小銭がたっぷり入った財布とパスケース、右にスマホと鍵を入れていたんだけど
走ると上下に揺れるので、あまり重いものを入れるのには適さないようだ。
塩飴、サプリメント類、ハンドタオル、チョコレートバーなど
軽量で細々した物を入れるのが良さそうだ。
チェスト部メッシュボトルポケット(2箇所)
![](https://i0.wp.com/lifelongtrail.com/wp-content/uploads/2018/01/app-011509000s1463616642.jpg?w=1256&ssl=1)
いまいち黒で見にくいのでショルダーに布を挟んでいます。
公式の商品説明の写真では、フラスクボトルが刺さっています。
500mlのペットボトルくらいまでなら入ります。
行動中に最もアクセスしやすい場所なので、やはり飲料用か
ハイドレーションシステム併用なら
スマホor携帯、紙地図、を入れる使い方もいいかもしれません。
iphone6サイズでギリギリ、PLUSは入りません。
その他のスペース
+αとして背面バンジーコード
濡れたレインウェア、若しくは入りきらない荷物を挟んでおけます。
![](https://i0.wp.com/lifelongtrail.com/wp-content/uploads/2018/01/sp-039604700s1486378874.jpg?w=1256&ssl=1)
ウィンドシェル、レインジャケットを頻繁に着たり脱いだりする状況の時は
バンジーコードに挟んでおくと楽です。
無茶してレインジャケット、クッカー、ユニクロULダウンを挟んでみました。
ザックのコンプレッションも兼ねます。
着用感
主流になりつつあるベスト型の物の様に
ザックを「着る」感覚とまではいかないですが、
重量のある物を体の芯側に纏めれば上下左右のブレも無く良いです。
何度か使用後の感想。
マーティンウィング10はトレランを始めるにあたって、
とりあえず持っておくと便利な汎用性の高いザックです。
日帰りのスピードハイクでも、レースでも対応できるからです。
エイドが充実しいた夏場のレースだとスペースの余裕は充分ありました。
また、町中で背負っても派手な感じも無いので普段使いしたとしても違和感がありません。
・ひとつ欠点を上げるとすると、アクセスしやすく便利そうなウェスト左右にあるポーチです。
ジェルや鍵、コンパスを入れる想定だったのですが
ポーチに物を入れて走ると、ウェストベルトが揺れて腹部のシャツがめくり上がってしまいます。
・発汗時にザックの背面から汗が染み込みます。
これは密着度が高いトレランザックだったらどれでも同じでしょう。
着替えなど濡らしたくない物は、空気を抜きながらジップロックに入れます。
ザックに大量に汗が移ってしまった時は手洗いします。
マーティンウイングにはPRO、LT、6、10、16など数種類があります。
6、10、16と付いている数字は容量(L)を表す数字では無いですが数字が大きいほど容量が増えます。
2018ssのマーティンウィング10
現行のマーティンウィングは(2018年3月時点)商品型番:NM61814 です。
大きくは変わらないようですが細部で変更が行われています。
・左サイドのみの開閉だったメインコンパートメントが更に上部まで大きく開けられるようになっています。
・各部ポケットの位置、大きさのアップデート。
ヒップポケットの大型化、ボトルポケットの大型化
・背面のバンジーコードは取り外せる様になっている様です。
コメント