「逆周」の彩の国試走と「逆走」なFTR100 応援

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こんにちはkenyaです。
なんだかタイトルがややこしくてごめなさい。

「逆周」とはなんぞや

2019年5月開催の”彩の国100K”にエントリーしています

トレニックワールド 100mile & 100km in 彩の国”はスタート、ゴール地点の”
ニューサンピア埼玉おごせ”を基点にして”northコース”を時計回りの50K、”south1”コースを半時計周りで55Kで、おおまかに”8”の字を描く様なコース。※100マイルは”south1”と”south2”を1周ずつ。

2019年の第4回大会は過去3大会で使用したコースを北→南の順番は同じで、それぞれを「逆周り」するというコース設定。
逆周の理由は夜間パートになる”天覚山”と”天王山”の厳しい下りで骨折者が多数出たという理由もある様ですが、別の部分でトレニックワールドの素敵な計らいを感じます。

そもそも始めて参加する大会なので過去のコースを「逆周」すると言っても、自分にとっては逆周でも何でもないんですけどね。^^

彩の国とFTR100Kのコースが被っている

11/17土曜日は、”ファントレイルズ100K”が開催されている日。”彩の国100K”の後半部分のsouthコースが”FTR100 “のコースの一部と被っているという事で、彩の国の試走に合わせて、レース気分を感じつつFTR100 の応援に行ってきました。

彩の国は天覚山(てんかくやま)→大高山→前坂→天王山→竹寺→子の権現(ねのごんげん)のルート

FTR100のコースは~竹寺→子の権現→スルギ→前坂→大高山→天覚山といった具合で逆走区間もあれば並走区間もあります。

遭遇時刻を予測して遅めに家を出る

2016年のFTRの通過点記録とコース変更によるタイムの増加を鑑みてトップ集団が前坂~天覚山を通過する時刻はスタートから6時間経過の早くても11時と予測しました。自宅から向かう電車内ではトレイルサーチやファントレイルズのfacebookを見つつ楽しむ。

※この記事を書いた時点では2019年の彩の国の正式なコースは公開されていません。以後のコース取りは2018の彩の国のGPSを逆から進んだものです。

東吾野駅からスタートし天覚山へ

 東吾野駅には11時過ぎに到着。

 今回のFTRは一旦、天覚山のピーク直前100メートルまで来させておいて、麓近くまで激下りさせてから天覚山のピークに激登りさせるドM(ドS)なコース設定。

 天覚山への道中、木の裏側に隠れているコース表示のadidasのピラピラを発見したら見やすい様に微調整しながら登っていきました。トレイルはバッチリ整備されている印象でした。

天覚山の頂上からの写真を数枚撮ってコースに復帰

数日前の雨予報はどこにいったのやら

トップ選手が通過

 天覚山頂上からコースに戻って大高山に向かう途中で予想がビンゴ!

天覚山の直前の急登をトップ選手が通過していきました。(後にナンバーから総合2位になった矢嶋選手と判明)

先に進みつつ4分後、2位は招待選手のCordis Hall(コーディス・ホール)選手

脇によけて頑張れって応援したら「アリガトゴザイマー」って返してくれました。

数分後の3位は沈・在徳(シン・チェド)選手でした。顔は知っているが咄嗟に名前が出て来ない。

えーっとこの選手の名前は何だったかと考えながら「がんばってください」とでも言おうとした瞬間に、「how longなんちゃらnext peak?」と聞かれました。

ピークまでは確か1キロくらいだけど、ピークを目前にしてピークには行かないんだよなと考えてしまった「この登り、いつ終わるんかいな~」という事を聞いているんだと思ったので

「・・ワンキロメータ」・・・背中越しに「テンミニっ」って答えておきました。

選手の立場になって考えてみると英語でどう答えるべきでしたかね?

 続く選手たち

その後6番目くらいでハイカーさんの後ろから来た女子のトップ選手に道を譲る。随分早い選手だなと思って応援したけど、譲る時に申し訳無さそうな表情をしてましたし、後で通過点記録見たら女子のトップは40位くらいで走ってたので一般のランナーさんでしたね。^^

10番目くらいには優勝した細山選手。まだまだ余裕ある感じで登りをかっ飛ばしてました。

多くの選手が下を向いている登りで、細山選手はピークに視線を向けていたのが印象的でした。

その後も応援しながら移動しアスファルト道を横切った後”前坂”の分岐(北に向かうと子の権現、東は吾野駅)、でFTRのコースとは一時お別れして西方面に進路を変えます。

前坂分岐

前坂分岐(写真は2016年4月のもの)直進で子の権現

この先は知らない道なのでGPSアプリで確認しつつ移動していきます。分岐してすぐにあまり通られていないコースだと気づきました。

長い時間移動していたように感じていましたが4分程でアスファルト道路へ

 

地理院地図上で”飛村”と書かれている小集落から下りていって2~3分進んだところで右折してトレイルへ。あれ?道が無い?住宅の脇を左に抜けていくと行けそうな道が見えました。

 間伐中という看板もありましたが、台風によって落ちた枝で道は盛り上がり、木の根元から倒れ完全に道を塞ぐ倒木もありました。

家から手袋持ってくるのを忘れて急遽コンビニで買ったショーワグローブのゴム手(216円)が役に立ちました。この後もこのグローブが無いと厳しかったです。長時間してると蒸れるけど・・

トレイルを出て集落が並ぶアスファルト道を5分程下っていくと小さな橋が架かっているT字路に出ましたが、これは進み過ぎでT時路手前の右側のトレイルから入っていきます。

廃屋の前を通りましたが、正しくはこの廃屋の裏側ぽかったです。

この後は登りになったのですがこちらも枯れ枝、枯葉で踏み跡も殆ど無く非常に不安でしたが、尾根筋を探して登っていきました。
確かに天王山を夜間に下りだと厳しいと思いました。

天王山のピークは特に何も無い

距離は約1キロで200mアップくらいにもかかわらず天王山ピーク(513m)まで30分も掛かっていました。 

天王山という山の名前は”天下分け目の天王山”を思い出しますが、頂上標識とかも無く(合ったのかもしれないがが気づかなかっただけ?)非常に地味なピークでした。

天王山から下りて登る方向に進む

竹寺到着

天王山が結構厳しかったので竹寺で少しほっとしました。

 紅葉がきれいでした。

茅ノ輪

 竹寺は今度ゆっくり見て回りたいです。竹寺から子の権現はFTRのコースの同じになります。

道端でしゃがんでいる選手や、辛そうに歩いて戦っている選手を鼓舞しつつ進みます。

 並んで走っているとレースに参加しているような気持ちになります。

途中、選手と連なって移動していたらスタッフの方に選手に間違えられてしまいました。選手の列から距離をおいて移動しました。

子の権現に到着しました。折角なのでお参りしました。

エイド前を選手に間違えられないように通過。
みんながんばって!

あとは下りのみ。道路が左に大きくカーブする手前から右のトレイルに入っていきます。途中の分岐で間違ったので要確認ですね。


トンネルをくぐって関八州に向かう

 西吾野駅に到着。周りの山が美しかった。

去年の今頃はFT50が中止になって西吾野駅から秩父の会場に向かったんだよな~

 元気なときの区間タイム

  • 東吾野~天覚山30分
  • 天覚山~前坂分岐65分
  • 前坂分岐~天王山65分
  • 天王山~竹寺10分
  • 竹寺~子の権現45分
  • 子の権現~西吾野駅30分

東吾野駅から西吾野駅の記録時間は4時間ちょっとでした。夜間走行と疲労を考えるとこの区間は5.5~6時間か?

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