(2/6)トレニックワールド100km in彩の国のスタート。【レースプランと装備編】

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彩の国100kmスタート

30秒・・20秒・・10秒・・とカウントダウンらしき声が遠くから聞こえる。トレイルランナー達が赤い ALTRAのゲートの中に吸い込まれ始めたのを見て、彩の国100Kがスタートした事を知る。

僕は逆ポールポジションからゆっくりスタートする。

なぜなら Northコースでは抑え目でいくプランにしていたからだ。 ロードに出れば周りのペースに流されずに自分のペースで走る事が出来るし問題ない。
それにサンピアの敷地内で渋滞になるしね。

ゆっくりと最後尾を進みながらレースプランを頭の中で確認する。

彩の国100Kの目標とレースプラン

始めての100Kレースなので第一の目標は「完走」

完走する事が目的なので体調の変化が起きない無理の無いースで進むべきだが、かといって関門に追われ続けるような展開も避けたい。

メリハリをつけて安全で効率よく走る為に、リスクが高くなる以下の区間では慎重にいく事を決めていた。

  • North 中盤の笠山からの走り易い長い下り
  • North 新柵山の急登
  • South1 天王山の急登
  • South1  西吾野駅からの急登

試走時に「Geographica」で記録したGPXデータを元に大まかな区間タイムを割り出し、エイドでの休憩時間を5~10分程度(中間地点は30分)を加算しスプレッドシート上に落とし込んでみると、偶然にもぴったり24時間でゴールするタイムチャートが出来た。

えっ!もしかしてサブ24できちゃう?

しかしこのチャートは机上の話であって、試走時の装備の重さや、レース終盤の疲労によるペースダウンは考慮していない。

Northは相対的に早くなるだろうし、South1は終盤になるほど長くなっていく。

何となくゴールの目標を翌日、正午12時前として、チャートの時間はあくまでも参考時刻と考えた。

印刷したチャートを持っていっても見ないだろうから、それぞれのエイドの到着時刻をGeographicaにマークして見れる様に工夫した。

geographicaは便利

基本装備

装備についてはAかC、もしくはF装備で考えた(嘘)
そんなに選べる程の装備持ってまへん。選択肢は無い、常にA装備だ。

昼間のNorthでは気温が27度程度まで上がり、夜間のSouth1では最低気温が10度以下と昼と夜で大幅な気温差 になる予報が出ていた。

そこで昼間はショートパンツにドライレイヤー無しで夏用Tシャツを着用しサングラスを携行した真夏仕様

South1に入る前に昼間のTシャツは脱ぎ、ミレーのドライナミックの上にTシャツ+アームスリーブというウェアに替えました。

常時携行装備

  • ザック:ノースフェイス10L
  • シューズ:Brooks GRIT6
  • ライト:レッドレンザーH8R、ハンドライト、予備で150lm程度のヘッドライト
  • レインジャケット :ノースのクライムライト
  • 水分:350mlボトル×2、ザック内にペットボトル
  • ファーストエイドキット
  • エマージェンシーブランケット
  • キャップ、100均の指なし手袋
  • 補給食はくるみ餅、トレイルバターなどが固形物メイン、ジェルは数本
  • モバイルバッテリー
  • 地図

ドロップバッグ装備

サンピアの体育館には夜間の寒さ対策の為のインサレーションとロングパンツ、フリース手袋、使い捨てカイロをSouth1スタート時にザックに追加する様にジップロックにまとめておいた。

また雨天になる可能性がある場合に備えて、レインパンツ、テムレス等もサンピアに置いた。

サンピアに戻ってきた時にエイドでカレーライスが食べれるという話は聞いていたが、お湯を提供していただく事が出来るとの事だったので

  • カップラーメン
  • フリーズドライの雑炊2個
  • 食べられない時のゼリー飲料
  • 追加のジェル数本
  • 眠気対策用のカフェイン入りジェル、ブラックブラックガム

を用意しました。

スタートしてからサンピアの敷地内を数百メートルしか進んでいませんね。話が長くなってきたので次回に続きます。

NEXT→(3/6)トレニックワールド100km in彩の国レポート【North編】

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