第7回トレニックワールド in おごせ・ときがわ 50km&30km
の50kmの部に参加してきました。
レース自体のレポートも同時に書いていたんですが、書いていたら長くなってしまったので
”自分自身のレース編”と”大会レポート編”に分割して掲載することにしました。
レースレポート編はこちら
第7回トレニックワールドinおごせ・ときがわ50K 参戦記
今回は大会レポートとしてまとめました。
今後も”おごせときがわ”は大幅な変更無く開催されると思いますので
来年以降に参加される方のお役に立てれば幸いです。
おごせ・ときがわ50K 大会概要
距離49.5km (累積標高差: 2,795m, ダート率: 60.6%)
スタート時刻7:30 制限時間は11時間
2018年の完走率は30㎞は97.6%、50㎞は90.3%
エイドステーションは7ヶ所、各エイドに関門が設定されています。
選手はリストバンド型のICチップを腕に装着しエイド毎に設置された
オレンジ色の箱(通称:ピッ)にかざす事で到着時刻を記録していきます。
開催時期の変遷
トレニックワールドが主催するトレイルランレースは主に奥武蔵エリアでの開催になり。標高は1000m以下で平地と変わらない暑さとの戦いになります。
数年前のレース開催時期は
「外秩父 50km&43km」を5月開催
「おごせ・ときがわ50km&30km」は9月開催を既定路線としていた様ですが
2016年から新たに「100mile & 100km in 彩の国」を9月に新設した事で
「外秩父 50km&43km」は5月のまま
「おごせ・ときがわ」は7月に入れ替え
2016年9月の「100mile & 100km in 彩の国 」の第1回大会は悪天候と残暑が重なり
100kmは出走215名で完走者50名 完走率は23.26%と超難関レースとなり
100mileに至っては出走52名で、完走者0、完走率0%という、もはや伝説的なレースとなってしまいました。
彩の国の9月開催は見直しになり2017年は
「100mile & 100km in 彩の国」を5月
「外秩父 50km&43km」を7月に移動
「おごせ・ときがわ」は9月に変更
例年5月開催の「外秩父 50km&43km」の完走率は90%台でしたが
7月開催では猛暑で意識不明で搬送される選手が出るなど、リタイア者続出
50Kの完走率は60%にまで低下。
第5回トレニックワールド外秩父 50K 参戦記
私も完走できませんでした。´д` ;
2018年は
「100mile & 100km in 彩の国」を5月
「おごせ・ときがわ」を7月
「外秩父 50km&43km」は9月 となりました。
彩の国もおごときも終了し、外秩父も9月なら問題なさそうなので、この並びで固定化するのではないでしょうか。
※追記:2019年度は以下のスケジュール
「100mile & 100km in 彩の国」は5/11~12
「おごせ・ときがわ」は10/20
「外秩父 50km&43km」は9/29
おご・とき、外秩父共に涼しい時期に変更になりました。
コースの概要
コースプロファイル画像:トレニックワールドHPから引用
詳細なデータを見たい場合はTrace de Trailサイトへ
スタート:ニューサンピア埼玉おごせ~上谷農村公園~横吹峠~黒山三滝~
A1:傘杉峠~関八州見晴台~
A2:ぶな峠~刈場坂峠~
A3:大野峠~白石峠~
A4:堂平キャンプ場~
A5:慈光寺~宿交差点~萩日吉神社~新柵山~
A6:くぬぎむら体験交流館~大築山~
A7:上谷の大楠~
ゴール:ニューサンピア埼玉おごせ
・スタートから黒山三滝までは約8kmのロード主体。黒山三滝からA1傘杉峠まで約300mの急登。
・A1傘杉峠からA3大野峠まではロードとトレイルを交互に挟みながら小刻みなアップダウンの繰り返し。徐々に標高をあげていきます。
・A3大野峠から白石峠までは下り基調。
白石峠前の木の階段は踏み幅も狭く急勾配で滑りやすくなっています。
・A4堂平キャンプ場からA5慈光寺を超えて萩日吉神社付近までは約700mの下りの連続です。
・A5慈光寺~A6くぬぎむら体験交流館
A1傘杉峠からA5慈光寺まではエイド間は約5km刻みですが
A5慈光寺~A6くぬぎむら体験交流館の区間は約8kmあります。
時間も他のエイド区間タイムの1.5~2倍ほど掛かります。
他の区間と比べて1.5~2倍程度の時間を要しますのでA5慈光寺でしっかり補給しておくべきです。
萩日吉神社付近からトレイルに入り150mのアップダウン。その後300mアップの新柵山は終盤の難所。
・A6くぬぎむら体験交流館からは30Kの部のコースと合流、大築山のピークまで約150Mの登りがありますが、ピークを過ぎたら緩い下り基調なので脚が残っていれば気持ちよく走れます。
・A7上谷の大楠からゴールまで、下り4KMのロード
大会の特長
50Kを完走できるとITRA認定3ポイントを獲得できます。
埼玉県内なら殆どの地域、東京からでも埼玉寄りだったり山手線圏内あれば、始発電車で行けば受付に十分間に合い、日帰り出場も可能な貴重なレース。
豊富なエイドメニュー
エイドメニューが充実していて
飲み物は水、スポドリ、麦茶以外にコーラなどの炭酸飲料、オレンジジュース、マンゴージュース、乳酸菌飲料、カフェオレなど種類が豊富。
食べ物は菓子パン、バナナ、ポテトチップス、クッキー、クラッカー、梅干は普通と考えて
串だんご、お稲荷さん、サンドイッチ、ミニトマトやキュウリ、ドライフルーツ、ゼリー、プリン・・・
50Kは中盤以降からは「トマトパスタ」「サラダうどん」「素麺」と麺類で畳み込んで
最後のエイドでフルーツポンチ、ゴール後はカキ氷
と飽きませんでした。
またエイドスタッフの皆さんも楽しそうに運営に当たっていたのが印象的でした。
エントリー費用
50Kは7,000円、30Kは5,000円
マラソン保険料, レース後の”サンピア”か”ゆーパーク”での入浴券、被災地支援金(50Kは500円、30Kは300円)が含まれています。
2018年大会の参加賞はDRYMAXのソックスでした。
「HプラスBライフサイエンス」から粉飴1kg+粉飴ジェル8本
レース後はくじ引き(はずれ)でテムレスもらいました。
これらの特典は欲しいかどうかは別として普通に買うと4〜5,000円程度になるはずです。
仮設トイレや通信機器、各機械などのレンタル代やらの運営経費を考えると、かなり安く抑えられているかと思います。
2018年大会の協賛企業、後援団体
大会は運営とボランティアだけで成り立っているわけではありません。
協賛企業、後援団体の協力もあってこそ
2018年大会プログラム記載の協賛企業
ALTRA(シューズ)、
LEDLENZER(ヘッドライト)、
RaidLight(トレイルラン専門ブランド)
HプラスBライフサイエンス(粉飴)
各エイドの提供で亀井商店(豆菓子、ドライフルーツ)
ミナト製薬(スポーツ麦茶)
WORKMAN
ニューサンピア埼玉おごせ(大会会場)
ゆうパークおごせ(宿泊施設)
後援はときがわ町の教育委員会と観光協会、越生町の教育委員会
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