鋸山トレイルラン30キロ 後編

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2016年。今年最後の山遊びとしてエントリーしたトレラン大会
千葉の鋸山でトレイルランニングしてきました。

今回はその続きです。
金谷港をスタートした後は、登り舗装路を1.5キロ程
電車に3時間乗車で固まった体をほぐすように、
あせらず、最初はゆっくり目で走ることにします。


登り基調の砂利道の林道を数キロ
走っているとボランティアの方が声を掛けてくれます。
ボランティアのスタッフさんが間違えそうな所、危険な所には配置にされていました。
おかげで今回道に迷う事はありませんでした。
林道を抜けるといよいよトレイル(下り)に入ります。

下りでは渋滞が発生しましたが、
だいたいここまでの数キロの林道で、走力順にふるいに掛けられているので
渋滞を抜けた後、他の選手とは着かず離れずといった感じになっていました。
登山道ではない道は、前々日の雨でぬかるんでいます。
危うくこけそうになりました。

一旦、上白狐の集落に出てすぐさまトレイルへ
ピークまで登って集落に戻ります。

この辺もぬかるみがすごかった。
こんなに堂々と泥遊びしたのは小学生以来かもね(笑)それもまた楽しい。


フェンスのある出入り口に着きました。
普段は入れない場所かもしれません。
この先は知ってます。地形図でも写真でも見て知っています。
採石跡のダイナミック景色が見れる場所です。
ススキに覆われた坂道を景色見たさに駆け上がりました。

おおおっ!
日本な感じがしないエリアに出ました。

走ってしまうのが勿体無い。


残された山肌を使ってのマウンテンバイクや
人造湖のような場所ではラフティングをされていました。

2時間かかって15キロ地点の第一エイドに到着。
バナナ、スポドリ、梅干などがありました。
バームクーヘンが美味い、2個目をもらってトレイルへ
トレイルに入ると中学生か高校生くらいのボランティアの女の子が元気に声を掛けてくれました。
ずっと日陰で立ってて寒いだろうに・・・おじさんもがんばります。

鋸山の頂上では周りに高い山が無いので遠くまで見渡せます。

地獄のぞきを下から

スマホのカメラじゃ画角が狭くて撮れない。
房総半島と東京湾越しに三浦半島
多摩や秩父の山並みが一望できました。
下に見える町近くまで下りてからまた登るこの後が勝負だ。

真っ暗な切り通し(ほんとに真っ暗でした。)
この後の激登りで胃がやられてきた。
心肺と脚力は継続的に続けていればある程度強化できる。
でも高強度の運動にまだ胃がついていけない。
慣れていくしかないな^^
激しく動くと胃からこみ上げてくる。
しかし、エネルギーも補給しなければ動けなくなる。
ドロリとした高濃度タイプのエナジージェル(ショッツとマグオン)
を今回初めて使ってみた。
水と共に胃に押しこみながら急坂を登り返す。
第二エイド(さっきと同じエイド)に到着後、バナナを一切れと
ボトルに水を補給してすぐ出発。
残りは8キロほど下り基調の林道
ジェルの効果なのかトレーニングの効果なのか不明だが
キロ6分程度で意外と走れました。
何人かは抜けた。

海が見えてきました。時計を見ると4時間55分
ゴールまで700か800メートルくらいか
足が止まりそうになったけどゴールゲートが見えてきた

ゴール前の100メートルは猛ダッシュっ!!
今日一番のスプリントしてみたけど5時間以内達成できず・・
5時間と数秒。
前半抑えすぎだな。
順位は出走264人中100番前半台いう結果。(完走者224人で完走率84.8%)
前もそうだったけど、長い距離を完走したら
「30キロ(しかも山道を!)走りきっちゃう俺ってすげえーー
達成感で満足するものだと思っていましたが
やっぱり今回も
「俺すげえ!よくやったな!」と思うのはゴールを切った瞬間の数秒だけで
すぐに「もっとやれたかも」という後悔のような感情が強くなるんだよね。
満足していない感情が出てくる事には満足しています。

足もシューズも泥遊びの後が

近隣の旅館でシャワーと着替えを済ませた後、海沿いへ

70kの後だと夕陽はどう見えるのか?
そんな事を考えていたら腹がなった(笑)
目に入った金谷食堂へ

ビールとなめろうの海鮮丼を。最高です。
帰りの電車が1時間に一本しかないので
時間調整で日本酒を一合舐めながらしばらくゆっくりする。
選手の皆さん、スタッフ、ボランティアの皆様、とても良い経験が出来ました。
ありがとうございました。
またいつか
前編はこちらです。
鋸山トレイルラン30k 前編

コメント

  1. みっ より:

    あけましておめでとうございます。
    最後のレース 完走できると気持ちよく〆られた気がしますよね。
    お疲れさまでした。
    ゴールした時の気分がなんとなくわかるような気がします。 苦労して走った割にあんまり感動しないですよね。 

  2. じゃーん より:

    みっさん あけましておめでとうございます。
    今年もよろしくお願いします。
    大変だと思っていた苦労が、
    終わってしまえば、たいした苦労じゃ無かったと思ってしまいます。
    だんだん麻痺してきますね(笑)

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