機能満載の水貯めとくやつ。 オスプレーレザヴォアLT

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今まで山での水分補給は、ほぼペットボトルだけでした。
前回の登山での水分は、ゴールまで水場が無く心配なので
水2L+水500ml+ポカリ500mlと合計3LのPETボトルの水分を携行して行動しましたが少々多すぎた感がありました。(ポカリ500mlは帰りの電車で飲んだからね。)
また、500mlPETが無くなったら、ザック内に積んだ2LのPETから移し変えていくのは面倒でした。
どうにか水分摂取方法を改善しないといけませんね。
ここで最適な摂取方法とムダ飲み削減の為
ハイドレーションシステムを試してみようと思った。
という事でこれ

OSPREY LT Reservoir 1.5LOS56108
オスプレー LT レザヴォア 1.5L
ハイドレーションシステムは
何だか病院で点滴してるみたいだし、
いい歳したおっさんが背中から伸びた透明チューブを
チュゥチュゥしてるのは何だかなぁ。と思っていましたが
補給効率を考えるとベストな方法の一つ様です。

水分補給の効率性を考える

行動中の効率的な水分補給について調べていくと、以下のような事がわかりました。

喉の渇きに任せて飲むのは非効率。

一度に大量に飲んでも、体が電解質バランスを保とうとするので
余分に飲んだものは汗や尿として排出されてしまう。

喉の渇きを覚えた時点で体のパフォーマンスは確実に落ちている。

運動量、発汗量で差はあるが、水分摂取量は
体重(Kg)×5ml/1時間あたりの水分量
体重70キロの人の場合 70(kg)×5(ml)=350ml
体重70キロの場合350mlが1時間の目安

ハイドレーションシステムにはどんな物があるのか


ハイドレーションについて調べていると
価格も手頃で使い勝手も良いプラティパスが代表選手の様ですね。

プラティパス ホーサー

ハイドレーションが売っている店であれば大抵見かけます。
ハイドレーションで良いと思った物にガイガーリグがありましたが、
おっさんがチュゥチュゥする為に約1万円を出すのは気が引けます。

ガイガーリグのバックは二重構造になっていて、水を入れるバック内にもうひとつエアー用バックが入っていて
付属のポンプでエアー用バッグにエアーを送るとボタンを押す事で水が噴出します。

普通のハイドレーションシステムは飲むとバックパック内の体積が減りますが
ガイガーリグはエアーを送り込んだ分、体積的には殆ど変わらないという事です。

中が洗えるように口をバインダーで留めるタイプの物は割高です。

レザヴォアLTのレビュー

無難にプラティパスにしようかとも思いましたが
機能が豊富でネットの実売価格があまり変わらなかったので、”レザヴォアLT”を選択しました。
先日、近場の越生で平地メインのトレランしてきました。

レザヴォアと聞いて思い出した。
Q・タランティーノの映画でレザボアドッグス(Reservoir Dogs)ってあったね。
レザボア(Reservoir)は貯水池、給水所、貯蔵器といった意味があります。
そのまんまだね。
名前にLTが付いていないレザヴォアよりも軽量化が図られています。
【容量】1.5リットル
【重量】0.16kg
【外寸】縦36×横21×奥5cm
LTじゃない2リットルのものが300グラムなので約半分の重量です。

臭いをかいでみます。
多少の塩ビっぽい臭いはします。浮き輪的な。
それでも匂わない方だと思います。
未使用状態から軽くすすいだだけでも
内側はフィルムが挟んであるせいかケミカル臭の味移りは
それほど気にはならなかったです。(個人差あり)

水を入れた時に形状が安定するようにパック部分がプレスされています。
水を入れてもフニャンとなりません。

バイトバルブには磁石が着いています。

ザックにホルダーを付けておけば
毎回、ノールックで定位置に保持する事が出来ます。
他のハイドレーションには無い特長です。
これが購入の決め手。走っても外れませんでした。
バイトバルブを90度回す事で水が出ない状態になります。
投入口

手は入りませんがキッチンペーパーを突っ込んで水気を吸う位はできました。
ハイドレーションシステムの短所は、使用後の洗浄・乾燥ですが
ある程度の水気は拭き取れるのでこれも便利ポイント。

クイックコネクターから外した状態にすると
コネクター部に止水弁が付いているので水は出て来ません。
コネクター部にホース連結で通水可能状態になります。
他のハイドレーションを使った事が無いのでわかりませんが
ザックに本体を入れた後からチューブをセットできるので便利かも。

ホースを洗って乾かす時はコネクタから外してブンまわしました。
ハイドレーションシステムは初めて使いましたが、
「すっげー便利」です。
水分補給以外に、走っていて口がネバついた時に少し含むだけでスッキリするし
気温25度程度の日の20km・4時間程の行動中、面白いから小まめにチュウチュウしてたけど
それでも1.5L全部使いきりませんでした。補給効率も良いと言う事です。
ハイドレにスポーツドリンク入れると洗うのが面倒だから
背中のハイドレには水道水(少なからずケミカル臭が移るのでミネラルウォーターなんて勿体無い)
手元にペットボトルのドリンクの棲み分けにして暫く使ってみようと思います。


中まで洗いやすい上部バインダー式(キャップ式じゃない)物もあります。
バイトバルブなどは同じです。
※海外通販のみ。国内取り扱いは未確認

※追記:国内でも出回るようになりました。バインダー式のほうが圧倒的に良いと思います。
旧タイプのキャップ式は販売終了のようです。

コメント

  1. みーパパ より:

    ハイドレ便利ですよね〜私はガイガーリグですが、確かに高いですね(笑)でも、ある理由でこれにしています〜チューブの互換性なんですが、まだ書いてませんでした^ ^

  2. じゃーん より:

    みーパパさん おはようございます。
    ガイガーリグの記事覚えてますよ。
    単体では高いけど、水を飲む他に何か使い道が有りそうですよね。
    チューブの互換性ですか? 何だろう。

  3. シッポナ より:

    じゃーんさんこんばんは
    「すっげー便利」ですか!
    僕もいいなと思うのですが一番のネックは「いい歳したおっさんが背中から伸びた透明チューブを・・・」激しく同意です(笑)
    チューブが目立たないザックを買ってみたりもしたんですが、どうも踏ん切りがつかない。
    でも、オスプレー LT レザヴォアは金額も手ごろなんですね、迷ってしまいました。

  4. じゃーん より:

    シッポナさん こんにちは
    はい、すっげー便利でした。出し入れの手間が無いので^^
    最初は恥ずかしかったから駅から離れた場所でセッティングしました(笑)
    でも、もう慣れました。
    喉の渇きに任せてがぶ飲みしなくなるので、
    相対的に水を持っていく量が少なくて済むと思いますよ。

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