レインウェア選びが難しい (1)

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私が今まで抱いていたレインウェアの認識は

千円未満の乳白色半透明のビニールカッパか
2〜3000円の紺色のナイロンの雨ガッパっていう感じです。
登山用のレインウェアって高価な物が多いですよね。
専用の物を探しはじめると3万円以上の物とかふつうにある。
ザックに入れっぱなしで使わない物でも3万円か。
私が登山を始めるようになってから
レインウェアが必要なのはわかっていたつもりでしたが
まだ雨に降られたこと無かったし、
例え降ったとしても、数十分で下山できるような所ばかりだったので
最初は薄手のバートンのスノボウェアでしたからね。
いざとなればワークマンとかでも安価で売ってるし、
最悪ビニカッパで良いんじゃ?
と思ってなかなか買わず買えずにいました。
ところが事態は変わって
次の登山の計画を<安全>に遂行させるためには
少々高めのレインウェアが必要なのではないかと思ったのです。
その計画のルートでは仮に雨に降られると、
数時間、雨の中を行動しなければいけないような状況になる恐れがあったのです。
レインウェアを手に入れなければこれ危険な状況で
計画も先延ばしになっていました。


登山用のレインウェアは生地の種類もデザインもメーカーによってそれぞれで
ゴアテックスを使った物でも種類がワケわかんない位あるし・・・
ゴアに対抗する、eVent?ポーラテックネオシェルなんてのもあったり。
各メーカー独自開発の生地があったり・・・
例えばモンベルはハイドロブリーズ
パタゴニアだとH2NO
マウンテンハードウェアはドライQ
ノースフェイスだとハイベント
ファイントラックだとエバーブレス
コロンビアだとオムニテックなど
その独自素材のなかでも生地を2層にするか裏地を貼って3層にするか、
はたまた、2.5層にするとかでランクの上下があったり・・
う~んわからん。自分が思う必要性能から絞っていこう。
登山もするし、トレランもしたい
そんなレインウェアを選ぶ基準を考えていく。
・防水透湿性
1000円未満で売られているビニールのカッパなら雨に対する防水は完璧。
しかし、発汗を伴う登山やトレランでは致命的。
自らが発した汗で濡れてしまえば体温を奪われて危険。
やはりゴアテックスと同等とされる、防水透湿性を満たす物。
・軽量・携帯性
行動中に全く使用しなかったとしてもザック内のスペースを余分に使います
極端に重ければ行動にも制限が出ます。軽ければ軽いほど良いよなぁ。
・デザイン性/汎用性
レインウェアとしてザックの中に仕舞ったままにしないで
雨以外の行動中でも積極的に使える汎用性があると便利かなぁ。
その為にはいかにもカッパ風なデザインだとちょっと・・・
ゴツすぎて動き辛いのも×。
・堅牢性
少々のダメージを受けても大丈夫なもの。
できれば長く使える物
・価格
自分の必要な条件をつけていくと上下で定価2万円台以上の物じゃないと駄目な様です。

1万円台のものは条件に適合しないので対象から外れました。
いろいろ見ていくと
モンベルのストームクルーザーかトレントフライヤー
TNF(The North Face)の
マウンテンレインテックスのどれかを基点に考えようと思いました。
いろいろなメーカーから選ぶのは大変なので
TNFかモンベルあたりで絞る。
でもやっぱり決めきれず、ネットで見ていても埒があかないので
レインウェア専門の売り場がある
神保町の「さかいやスポーツ」に会社終わりに直接見に行ってきました。
ある程度まとまったエリアの中の一つに
レインウェアだけを揃える店舗があったとHPで見て来たけど
そのレインウェア館は明かりは有るけど閉まっていました。
他の開いてる店舗で案内を見ると売り場の入れ替えが行われていて
レインウェア売り場はウェア館の3階に移転したとの事。
さかいやの別店舗でウロウロしていたら余計な物を手にしていた。

EXPED(エクスペド)・CLOUDBURST15
単体で取り回しのいいサイズのザックだし
裏返してショルダーベルトを中にしてしまえば防水バッグにとして使えるしね。
袋を閉じると押し付けても空気が抜ける音もしません。
さてレインウェア売り場に向かうとしますか。
レインウェア売り場に着くとプロモンテ

上下で2万円以下でゴアテックス 。50デニール 上下で595g
対象には上がらなかったけどお値段は魅力的。
TNFの定番レインウェアは

ゴアテックス三層のマウンテンレインテックス(実売3万円)
マウンテンレインテックスは本命だったんですが
実際に見てみると少々ゴツイ感じだなぁと
走りを伴わない登山であればマウンテンレインテックスで決まりだったかもしれません。
公式サイトでも重量の表記がありませんが
同仕様と思われるレインテックスフライトが上下で650g位なので
ジャケット400g位?パンツは245gもちょっと重いのかな。70デニール

独自素材ハイベント(3層)のレインテックス エアロ (実売2.3万円)
某大型店舗で試着時にMサイズだとキツメで、
Lサイズだと、もたつく感じで却下。

2層のハイベント(実売1.6万円)
前モデルか何か?の特売品で1万3000円位の物もあった。
とりあえずなら2層の物でも良かったのですが・・しかし値段に惹かれる。
モンベルをみてみます。ゴアテックス採用モデルは
ストームクルーザー

あらゆる状況に対応できる。
従来のゴアテックスより軽量のゴアのC-KNIT採用で運動性と着心地がいい。
257g 20デニール
トレントフライヤー

モンベルのゴア採用モデルの中で、最高の透湿性、最軽量215g。
ポケットは左胸のみ 12デニール
レインダンサー

50デニールなので耐久性も高いと思われます。
ストームクルーザーと比べるとレインウェアとしての機能はほぼ同じだが
軽さの要素を削ったため80g重い335g。その分リーズナブル。
モンベルのゴア採用モデルなら他のどのメーカーよりも価格面も機能面も有利。
モンベルでは汎用性が高いストームクルーザーが候補。
しかし、人気メーカーの宿命。
同色同モデルの知らない人と鉢合わせした時に
「レインウェア同じですね。・・・^^」
「・・えっ・・あ・・・・はい。^^;」
みたいな、ちょっと気まずいような会話を不必要に想像してしまう。
ストームクルーザーはあらゆる使用状況でも優秀でベストバイ。
しかし、モンベルは被るという1点。
ただそれだけなんだよなぁ~
そんな妄想を考えていたら寄り道が長かったので時間切れ。
何となくわかったような感じなので、再考して後日また行く事にしました。

コメント

  1. ぷにゃぷにゃ より:

    たとえ低山と言っても 山は山
    高尾山クラスでも 遭難者が出ることも有りますよね
    山岳道具は 全て命を守る事が前提
    安物買いの銭失い ならぬ 命失いになってしまいますからねw
    限られたメーカーから出ているから
    かぶっちゃうのも 仕方ないんじゃない?
    だって 良いものは 良いんだもん(笑)
    納得できるものと 出会えるといいですね(゜∇^d)!!

  2. みーパパ より:

    私は今季の夏山用にTHE NORTH FACE Climb Very Light Jacketを購入しました。
    この間何度か試していますが、とてもサラッとしていて、軽く、しなやか。モンベルのストクルと同様に、C-KNIT採用のものですね。
    夏場の雨の時だけでなく、稜線の風を受け続ける場面での着用など、晴天時にも積極的に活用するということを念頭においています。それまでのパタゴニアのものよりも若干軽量化、コンパクトになりました。
    ただ、かなり薄手なので、風を受けるとかなり体感は下がりましたね~軽量の方に重きを置いているからだと思いますが、このあたりはどう使うのか、どこで使うのかなどによって全く違ってきてしまいますね~難しいなと思います。
    ちなみに、これを冬に使おうという気は全く起きません^^;

  3. じゃーん より:

    ぷにゃぷにゃさん こんばんは
    山の道具は概ね合格とされる物でも、
    絶対の正解では無いから選ぶのは難しいっすね。
    調べていけばいく程モンベルの優位性が固まっていきましたが
    王道過ぎると逆に選べない性格なんです(笑)

  4. じゃーん より:

    みーパパさん こんばんは
    みーパパさんは、クライムベリーライトジャケットを使ってるんですね。
    ちょっとだけ予算オーバーと思って、選ばなかった奴です。(笑)
    でも、使い勝手が良さそうな物だとやっぱりそれですかね。
    前のパタゴニアより若干軽いとなるとトレントシェルかな。
    試着してみたけど確かにクライム〜は薄かったです。
    冬は怖いので行かないつもりです。

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