ワークマンで買える980円の高機能アンダー。「クレーターメッシュ」

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ワークマンネタが続きます。

ワークマンのエアシェルジャケットを買いに行った時に見つけてしまいました。

超軽量レインウェア ワークマンのAIR SHELL JAKETレビュー
山/トレラン用の3レイヤーのゴアテックスのレインジャケットは持っているんですが普段、雨降りでランニングしようと思った時に、ゴアのジャケットは正直オーバースペックだし、山に行く時には完全な状態で持って行きたいので、手入れとか考えるとね~。汚れ...

お目当てだったエアシェルジャケットを持ってお会計をしようとレジに向かう途中。

あれ?〇ライナ◯ックみたいなアミアミのアンダーシャツが売ってるじゃないか

980円ということもあって試しに買ってみました。

高機能アンダーとは

布地の機能によって汗を肌から遠ざけ「汗冷え」を軽減する、また肌への張り付きを防ぎ快適さを得られる下着。
ファイントラックの”ドライレイヤー”が始まりかと思います。
この効果を得られる下着の事を表す統一された名称は無い様で
通り名的には”ドライレイヤー”で良いのかもしれませんが、
他の物と区別が付かなくなりますので本稿では

汗冷えを緩和することが出来る下着=”高機能アンダー”として進めます。

試してきた高機能アンダーを比較

今まで私が試してきた高機能アンダーウェアを比較してみます。

・フェニックス トランスファー

・モンベル ジオラインクールメッシュ

・ミレー ドライナミック

フェニックスのトランスファー

単体で汗を撥水、吸水、発散するタイプなので上に着るものを選ばないのですが、汗が滴る程の大量の発汗だとドライに保つサイクルが間に合わない感じ。

見た目は他のメッシュアンダーと比べれば透け透け過ぎず、肌触りが良いので普段着感覚で着られます。
定価は安くは無いのですが、型落ち品が安く手に入る場合があります。

濡れちゃイヤ。勝負下着はフェニックストランスファー
タイトルはアレですが本編はいたってまじめな内容ですからね^^ スピードハイク(トレイルランニング寄りの登山)を指向しだして まだまだ肌寒い時期、実際に山を登りながら、また足腰慣らしの街中のランニングで気づいた事があります。 それは 肌に最も...

モンベルのジオラインクールメッシュ


同じような作りのファイントラックのスキンメッシュと同等の使用感だと思われます。

素材はポリエステル100%の撥水タイプで生地繊維自体に吸水性は有りません。そして 軽量です。

上に着るTシャツや、ベースレイヤーに吸湿速乾性の高いものを組み合わせる必要があります。

ミレーのドライナミックメッシュ

ミレーのドライナミックは他の高機能アンダーが撥水タイプなのに対して疎水タイプ(水を遠ざける)で生地自体は吸水しますが肌との接触面が少ないので冷えを感じにくくなります。また、アミアミの物理的な嵩上げで肌面との間に空気層をつくり保温効果があります。

夏はドライナミックの上に薄手のTシャツ等を着れば風も通って涼しく、
冬場はドライナミック+ベースレイヤーという組み合わせであれば風を受けたとしても、肌に張り付かないので汗による冷えをあまり感じないのがドライナミックです。

ドライナミックは暑さ、寒さの環境が厳しい程、快適性を感じます。
欠点は値段が高いので気軽に着れません。汗を含むと多少重くなります。
単体で着ていると裸でいるより恥ずかしいです。

汗冷え防止効果としての結論はドライナミックが最上で決戦向きなのですが
いかんせん値段が安くは無いし、普段着用でボロボロにしてしまうのは勿体無い。

ワークマンで買った”クレーターメッシュ”のレビュー

”ATION Crater Mesh”ワークマンの通販サイトより転載

汗の拡散と肌のベタつきを軽減させる半袖インナー
第二の皮膚、クレーターメッシュ構造。
特殊クレーター構造のメッシュは、汗を素早く拡散させベタツキ感を軽減。
重ね着したレイヤーと肌との間に適度な空間を作り、オールシーズンにも対応する次世代インナー!!
この機能性インナーを着用すると、夏は汗をうまく発散させ涼しく快適!
冬場は重ね着としてもおすすめです。
ストレッチがきいているため動きやすく、機能性インナーとしては破格の980円(税込)と大変お得です。
アウトドア、スポーツにいかがでしょうか。
商品番号/8821
素材/ポリエステル79%・ポリウレタン21%

製造販売はカジメイク

このクレーターメッシュ
最初はワークマンで企画・製造された物だと思っていたんですが
実際には「カジメイク」という会社で作られていました。
そういえばカジメイクというのはどこで見たかは忘れましたが何回か目にした事がありまます。
ゴアテックスとかの山岳用ではなくて、ホームセンターなどに置いてある自転車や作業用の雨カッパを製造しているメーカーです。

肌面は撥水生地、中間は空気層の為の嵩上げメッシュ
表地は吸水して拡散の3層構造です。

クレーターメッシュの上に化繊Tシャツを着用してランニングで汗をかいてみました。

今の時期はまだ大量発汗しないので正確にはレビュー出来ないのですが、

化繊Tシャツは汗で濡れましたが、肌面には汗戻りも無く汗冷え軽減効果はしっかりあると思います。


ミレードライナミックとの見た目比較。
メッシュの隙間は同程度ですが嵩だかはそれほどありません。

身長173cm63kgなので本当はLサイズなのですが
やはり効果を発揮する為にはぴったり目のMでしょう。
980円は気兼ねなく使えますね。

クレーターメッシュは買うべきか?


肌は透けます。ドライナミックのアミアミの表裏に薄いガーゼを貼り付けたような感じの見た目です。

着用感としては、さらさらとして着心地良く着る事ができます。
1シーズン通して着てみないと分りませんが、汗冷え軽減効果としては問題なく
経験上冬場でも使える物だと思います。
上に着るベースレイヤー次第でオールシーズン対応できそうです。
なにより普段使いに躊躇しない価格でこれほどの高機能は他に無いでしょう。

「さぁ、みんなでワークマンに行ってみよう!!」

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