連休最終日は山に行こうと思いたつ。
標高が高めの山は2週間前に降った雪で走るって感じでもないでしょうから
雪の影響が少なそうな高尾山周辺に行ってみる事にしました。
高尾山だけだと物足りなさそうなので
高尾山周辺の山を幾つか適度に繋げて20km程度になるように調整。
JR高尾駅~八王子城址~影信山~城山~高尾山~JR高尾駅ゴール
中央道と圏央道がクロスする八王子JCTを取り囲む山を反時計回りに一周って感じにしてみました。
JR高尾駅北口をスタート
JR高尾駅に到着すると登山目的と思われる殆ど乗客は
京王線乗り継ぎで高尾山口に行ける南口方面に向かっていきました。
私はひとつ目的を果たそうと、人も疎らでうすら寒い北口へ
ロードで八王子城址まで向かいます。
沿道は霊園が多くある為、寺や石材店が多いです。
八王子城跡に到着
八王子城 主殿跡(北条氏照の館)は基礎の石などの遺構が復元されています。
(本物の礎石は保存の為地中に潜っているそうです。)
八王子城にまつわる逸話
八王子城は豊臣の小田原攻めの際に落城。
城にいた者は自刃し邸内の滝に身を投げた為、川は赤く染まり、その水で炊いた飯が赤色になったという逸話があり
付近の地域では落城した日に赤飯を炊いて供える「あかまんま供養」という風習があるそうです。
ここでふと疑問に思ったが、色を見て血が混ざってると思う水を使って普通飯炊くか?
そもそも飲用に適した水が豊富にありそうなこの地域で、
不純物の多い川の水で飯を炊くなんて事はあまり考えられないし・・。
こじつけのような感じもしますが、それも含めて面白いですね。
そこに住んでいた人々がどういった暮らしをしていたとか想像を巡らします。
少し戻って
八王子城で最も高い本丸があったとされる場所へ向かいます。
途中、北東側にうっすら筑波山、南西側は平塚!?あたりまでの関東平野が一望できます。
八王子城本丸跡 祠と石碑以外には目立つものはありませんでした。
ここで八王子城見学が終わり西方面の富士見台という所に向かいます。
富士見台到着
ここまでも残雪が少々ありましたが、だんだん多くなってきました。
小下沢登山口
雪残ってます。
この橋から影信山(かげのぶやま)への登りが始まります。
影信山はアニソンシンガーの影山ヒロノブの芸名の由来となったという逸話があります。
野口五郎が野口五郎岳から芸名をとったのに近いですね。
こんな山を登りながら口ずさむ歌はもちろん
「CHA-LA HEAD-CHA-LA」
何が起きても気分は~、へのへのカッパ~~と歌えばキツさが緩和されますね。
あっ!すいません。芸名の逸話のくだりは冗談です。
影信山と見て影山ヒロノブを連想してしまったのでつい
影信山到着
北条氏照の重臣横地景信が守護していたからってのが有力のようです。
影信山まで雪が凍ったりしていて少し滑る所がありました。
簡易的なチェーン持ってきたけど、結局付け所を過ぎてしまい使いませんでした。
関東側の景色が良かったです。
茶店が2つくらいあってベンチとテーブルがすごい数ありました。
なめこ汁(250円)というのがあったのですが既に売り切れ。
休みもそこそこ、次を目指します。
影信山から小仏城山へ
影信山からも残雪ありますが、元々の道がよく整備されているので、
軽快に進むことが出来ました。
途中富士山と相模湖がきれいに見える場所を通過します。
城山到着
影信山で飲めなかったなめこ汁は城山にはまだありました。
(あまり美味そうに見えませんが美味しいですよ)
木彫りの天狗の鼻を触ると脚が速くなるという逸話があります。いやある筈だ。・・たぶん
城山から高尾へ
高尾に近づくとさらに歩き易くなります。
高尾山頂着寒いのに結構な人手でした。
高尾山にも興味深い逸話があるんだろうと思って帰ってから調べてみたら
あり得ない位の数の逸話が出てきて萎えたので割愛します。
薬王院をお参りしてJR高尾駅に下山
最後のコンクリートの下り坂は結構足にきました。
まだ無意識に左膝をかばうような感じなので
余計な筋力を使ってしまっているようです。
ということで高尾周辺の逸話を巡るランはいかがでしたでしょうか?
移動距離21KM
累積(+)1400m
記録時間5時間50分(休憩含む)
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