前回はレインウェアのスタンダードな物から見ていきました。
実店舗に見に行った時、スタンダードなレインウェアは、
もちろん基本的な機能は満たしています。
しかし、雨以外でも使える汎用性とデザイン
軽量性/携帯性という点から選ぶことが出来ませんでした。
その日は閉店時間が迫ってきている事もあり一旦店を後にしました。
当初、予算を上下合わせて3万円未満で。と考えていたんですけど、
悪天候以外でも使える汎用性と軽量性を求めるのだから
少々の予算上昇はやむなし。
軽さと汎用性加えて、高負荷な運動にも対応できるような物にしようと思いました。
ジャケットは丈夫な物を選び、パンツを軽量な別の種類で選ぶのも良いかな。
軽量レインウェアの括りを見ていると、それよりもさらに軽い
ジャケットの重量で200グラム以下の超軽量のもあるんですよね。
超軽量レインウェアも選択肢に加えてみました。
TNFは
ストライクジャケット130g と
ストライクトレイルフーディ125g
基本的には同じものだがストライクトレイルフーディは、よりランニング向けにカスタマイズした裁断パターンになっている(前モデル名はストライクランニングジャケットだった)
7デニール HYVENTR Flyweight (3層)
耐水圧20，000mm、透湿性40，000g/m
マウンテンハードウェア ガイストライトジャケット 175g
20デニール ドライQコアライトウェイトリップ2.5層
こちらもランニング向けのつくり
パタゴニアはストーム・レーサー・ジャケット 170 g
H2Noパフォーマンス・スタンダード ３層構造のリップストップ・ナイロン12デニール
モンベルは
パーサライトジャケット168g
スーパーハイドロブリーズ2.5レイヤー 15デニール
これらの超軽量レインウェアは
極限まで軽さを追求していて生地がかなり薄い。
生地の厚いレインウェアから軽量化を目指したというより
元々軽くて生地の薄いウィンドブレーカーに防水透湿性を付加したという思想なのでしょうか
たとえばTNFのストライクジャケットは
耐水圧20,000mm、透湿性40,000g/m2と数字上は十分だと思われるが
実際に羽織ってみると、透ける素材で
長時間の悪天候に耐えられるのかどうか不安感を感じました。
トレイルランニング大会等ではレギュレーションで、レインウェアの携帯が規定されています。
上下合わせて300ｇ以下にする事も出来そうなので
その軽さは大きなアドバンテージとなるでしょう。
トレイルランニングしかしないのであれば
超軽量レインウェアでも良かったのですが
ある程度しっかりした物を持ってから、
バリエーションとして超軽量のレインウェアにしようと思い
別の機会にしました。
スタンダードな物と超軽量の中間で
軽量化と動きやすさ、汎用性を意識した物を考え直してみると
TNFは
クライムライトジャケット（270g） 20D GORE－TEX®Micro Grid Backer（3層）
クライムベリーライトジャケット（250g） 13D GORE-TEX® C-Knit Backer（3層）
モンベルはストームクルーザー（257g） 30D GORE-TEX® C-Knit Backer（3層）
もしくはトレントフライヤー
ファイントラックでは
エバーブレス フォトンジャケット（285g） 15D エバーブレス メンブレン3層
パタゴニアは
トレントシェルジャケット343g H2Noパフォーマンス・スタンダード （2.5層）
ちょっと重いか
で最終的に選んだのは・・
無難にゴアテックスで無難なデザインの
クライムライトジャケットを選びました。
もっと軽い クライム’ベリー’ライトジャケットとも悩みました。
どちらも軽量化の為に脇下のベンチレーションはありません。
’ベリー’ライトの方がカタログ数値では10％程度軽く
より動きやすく細身でランには良さそう。
両方を試着した限りでは差がわかりません。
たまたまベリーライトのジッパーが試着した時に生地を噛んだ事。
在庫のサイズと気に入った色が無かった事。価格差の5000円が理由です。
THE NORTH FACE（ザ・ノースフェイス） ＳＴＲＩＫＥ ＰＡＮＴ
ナチュラムで安くなってますね。
パンツはＴＮＦの超軽量なストライクパンツ（110ｇ）にしようと決めていたけど
着た時の感じと、お安くなっていたので、
パタゴニアのトレントシェルパンツにしてしまいました。
買った後で283ｇとあったのでびっくり（笑）
左から500PET クライムライトジャケット
トレントシェルパンツ
トレントシェルパンツは左のポケットを裏返して、ポケット内に収納できます。
追記：2016/08/22
～ THE NORTH FACE史上最軽量の110g* ～
軽量・コンパクトなトレイルランニング用レインウエア「ストライクトレイルフーディ」から
さらに軽量化し、“クリア”カラーを新発売
トレイルランニングのレースのレギュレーション（必携品の条件）にもクリアしている商品です。
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