夏向けのラン用キャップで良さそうな物があれば欲しいなぁ。とゼビオをぶらついてたら、
ランニングウェアの売り場でセールタグが付いた
パタゴニアの「ダックビル キャップ」を発見!
※Duckbill=カモノハシ
僕はダックビル”バイザー”を持っています。
つばが短いので視界を遮らないし、
汗が顔に流れるのを防いでくれるし、
使わない時はつばが柔らかいのでポケットの中に丸めて突っ込めるし、
多少汚れたら丸洗いできるので、なかなか使い勝手が良いんですよね。
しかし、サンバイザータイプなので当然、夏場は頭頂部が熱い。
夏場向けにダックビルキャップは欲しいと思っていたので、
手にとって見ていたらなんとなく違和感があります。
「えっ?なにコレ?」
本来なら”patagonia”とプリントされている部分に
SVOLMEってプリントされてますが?・・・
本物のダックビルキャップじゃあ無いことはわかった。
これはいったい偽物なのか?もしくは似せ物?
持っているダックビルバイザーを思い出しながら、このSVOLMEのキャップを手にとって見ていても、なんら品質に問題無さそうで、値段も2600円くらいの物だったので、その場で買いました。
ブログネタとしても面白いしね。
謎のメーカーSVOLME
”SVOLME”って見たことある様な、無い様な・・何て読むんでしょうか?
語感的には北欧か、スペイン、ポルトガル圏なのか、なんとなくロシアや東欧っぽさもあるような?「それじゃあヨーロッパ全土やないか~い」
と自分に突っ込みつつも家に帰ってから調べてみました。。
svolme(スボルメ)とは
なんと日本発のスポーツ用品ブランドでした。
”スボルメ”と読みます
サッカーだとJ2リーグの”町田ゼルビア” なでしこの”ASエルフェン埼玉” フットサルの”エスポラーダ北海道”の他に”セパタクロー日本代表”などのサプライヤーをしている様です
僕が知らないのも当然で、サッカー系のブランドで、とりわけフットサルで人気が高いブランドの様ですね。
ダックビルバイザーとSVOLMEキャップを比較
パタゴニアのダックビルキャップは店頭で何度か見て触ったことがあります。
”キャップ”と”バイザー”で違うのは頭頂部を覆う形状か、そうでないかの違いしかなかったと記憶しています。
デザイン:
ネット通販の商品説明の写真と見比べてみましたが、フォルムは完全に同じだ。
ダックビルキャップ所有者やトレイルランナーに、ロゴを隠して見せたら99.99%パタゴニアの物だと信じるでしょう。
生産年度やロットが違うから細部で変更が加わっています。と言われればそう思うでしょう。
素材:”前たて”と”つば”の素材で、パタゴニアはバギーズと同じ素材のサプレックスナイロンを使用していますが、SVOLMEは単にポリエステル100%と記載がありました
触り心地はパタゴニアの方が多少良いか。といった具合。
パタゴニアの方は”つば”のフチ部分にバイアステープが付けてあります。
メッシュの部分は両方ともポリエステルで同じ様な感じ。
上:パタゴニア ダックビルバイザー
下:スボルメ ラン二ングキャップ
バックルは全く同じ形状の部品でした。
アジャスター用の黒テープはSVOLMEの方が厚みがありました。
恐らく同じ系統の工場(メーカー)に発注して作らせた物なのではないでしょうか。
何故殆ど同じ物なのか
ダックビルキャップのパクりじゃないのかと?いやその逆もありますが
どこの国で企画された物かわからないような物ならいざ知らず
両方ともちゃんとしたメーカーですから、
デザインをコピーして売るなんて事は無いですよね。
15000円で売られている高級ブランドの商品が、メーカーのタグが違うだけで6000円で売られている様な事は良くある話で、特段驚きもしないのですが、
それがブランドイメージを重要視するようなパタゴニアの商品であり得るのか?
パタゴニアの商品説明には
とあります。
アンバサダーが誰なのかは不明ですが、パタゴニアのデザインであると謳っています。
仮にデザインの版権がパタゴニアにあるとしても、ライセンス料を得る様な事はしないと思うんだけどなぁ。
この辺は継続的に調査(といってもgoogle頼みですが)して、何かわかったらこの場で報告します。
流通事情に詳しくないので分りませんが、ただの一ユーザーからの視点から見ると、”SVOLME”のキャップはダックビルキャップと同じ様に、使い勝手の良い帽子である事は、はっきり言えますね。
TAROWORKSというところでもダックビルの類似品あります。実際に持って使ってますがパタゴニア、スボルメよりツバが柔らかくポケットに丸めて入れられます。1000円くらい
TaroWorks マルチポケットランニングパンツのレビュー
コメント