秩父三十四ヵ所観音霊場『ランニング巡礼』DAY2

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こんにちは kenya です。

2回目のランニング巡礼は7月末に行っていました。写真の整理や寺の正式な名前を確認する作業で結構時間がかかり、投稿が先延ばしになってしまいましたが、しっかりまとめておこうと思います。

ちょっと長いレポートなので時間がある時に読んでいただければと思います。一日で巡る寺の数としては多い為、写真点数は要点を絞って掲載していますが読み込みに時間が掛かってしまう事をご了承ください。

もう一つ留意して頂きたい事ですが、夏期のランニング巡礼は少々危険なので全くおススメしない事を申し伝えておきます。

秩父観音霊場ランニング巡礼 2日目

前回の「ランニング巡礼」では1番の四萬部寺から17番定林寺まで進み時間切れで打ち止め。1日目で22番位まで回る予定にしていましたが、この遅れが2日目に30番まで打つプランにどう影響してくるのか?

実際のところ2日目は時間が足りず厳しかったです。

秩父三十四カ所観音霊場100km 『ランニング巡礼』 DAY1

秩父鉄道秩父駅からスタート

秩父鉄道 秩父駅

秩父駅の駅ビルはでかいが駅自体は他の秩父鉄道の駅と同じ様にこじんまりとしている。

前回は1番からスタートして17番定林寺まで終えました。

次は18番の最寄りの大野原駅からスタートした方が時間が節約できますが、1番から34番までのルートは完全に繋げるルールにしたので17番定林寺に行くために秩父鉄道の秩父駅から9:45スタート。

前回の終了地点。17番 実正山 定林寺

二週間ぶりの定林寺は秩父駅から10分で到着。

百観音がかたどられた梵鐘を衝き本堂に参拝。律儀に回っていますアピールの為あまりしない自撮りなどして次の神門寺へ向かう。

ウェア類は前回と同じく暑さ対策の為キャップ、サングラス、アームカバー、ランニングショーツ。Tシャツの下はワークマンで買えるクレーターメッシュ。

ワークマンで買える980円の高機能アンダー。「クレーターメッシュ」
ワークマンネタが続きます。 ワークマンのエアシェルジャケットを買いに行った時に見つけてしまいました。 お目当てだったエアシェルジャケットを持ってお会計をしようとレジに向かう途中。 あれ?〇ライナ◯ックみたいなアミアミのアンダーシャツが売って...

ウェア類は全て速乾性の高い化繊ですが、綿の手ぬぐいを首に巻くと常に汗で濡れて冷たくて心地良かったです。

今日のコースは少しだけトレイルありなので、シューズはアッパーの小指付近に穴が開いてそろそろ捨てようと思っているブルックスのグリット4。

18番 白道山 神門寺

18番神門寺(ごうどじ)に到着。日差しが厳しく既にショーツから滴る程の汗でぐっしょり。湿度も高く、身に着けているウェアは最後まで乾く事はありませんでした。

18番札所白道山 神門寺(はくどうさん ごうどじ) 

神門寺ではこの日最初の御朱印を賜ります。

19番 飛淵山 龍石寺

19番飛淵山 龍石寺(ひえんざん りゅうせきじ)

神門寺から次の19番龍石寺までは1.5kmほど。龍石寺には7~8分で到着。本堂は巨大な岩盤の上に建てられています。

旧秩父橋

龍石寺を出て荒川に掛かる旧秩父橋を渡ります。かつて巡礼者は渡し舟で対岸に渡っていたそうです。「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」というアニメの聖地ということだが「見たこと無いので僕は知らない」

橋を渡り終えた先、矢印は橋の下を指して行けそうも無かったので、この写真から見て↗方向にある登り坂の徒歩道へ

20番 法王山 岩之上堂

龍石寺からは1kmくらい。11分で岩の上堂の入口。階段上から望むと樹木でうっそうとした先に本堂らしき屋根が見えました。

20番法王山 岩之上堂(ほうおうざん いわのうえどう)

苔むす境内には名前はわからないけど色々な植物が植えられていました。

本堂の中の空気感は何だか言葉にできない感じでした。

巡礼に関する本を読み漁っていた時に見つけた一文で 西行法師が伊勢神宮を訪ねた時に詠った

「何事の おはしますをば しらねども かたじけなさに 涙こぼるる」

意味:「そこにどんな神様がいらっしゃるのかは存じ上げないのですが、何だかすごくありがたい感じがして自然と涙がこぼれてしまうのです。」

岩の上堂ではそんな事を思いました。

21番 要光山 観音寺

21番要光山 観音寺(ようこうざん かんのんじ)

20番岩の上堂からは700mくらい5~6分で21番観音寺到着。

22番 華台山 童子堂

22番 華台山 童子堂(かだいさん どうじどう)の山門
おどけた表情の仁王像

本堂で手を合わせ後、納経所では自家製の梅干しを頂きました。

23番 松風山 音楽寺

童子堂を出るとしばらくあぜ道を進み、向かいの道路を横切って苔で滑りやすい急な登り坂に入ります。

坂を登り切ると正面が納経所、左へ曲がり階段を登ると音楽寺の本堂へ

23番 松風山 音楽寺(しょうふうざん おんがくじ)

音楽寺の名前の由来は、13権者達がこの地の山で松風(松に打ちつける風)の音を聞いた時、菩薩が奏でる音楽だと感じたことから名付けられたといいます。

その名の示す様にミュージシャンや音楽を志す人たちが多く祈願に訪れます。

手をかざすと水が出てくるハイテク手水舎
演歌、歌謡曲系のポスターが多い

観音堂脇の掲示板には音楽技術の向上やヒット祈願のポスターなどが貼られていました。

観音堂の右奥の山道の先には13権者の像が並んでいるという事で山道を登っていくと・・

十三権者の石仏

13体の地蔵があるのだと思って数えてみたら14体あった。

まだ梅雨明け宣言されていない時期だったけど空は「THE・夏」といった感じの日でした。

音楽寺で御朱印を頂いた時点でもう正午近くになっていました。

残り5時間で23キロ。7つの寺を回らないと今日のノルマが達成できません。かなり厳しいなと思いつつもそのプレッシャーが楽しかったりします。

24番 光智山 法泉寺

音楽寺を抜けると秩父ミューズパークの駐車場に出ました。

駐車場を抜けて道なりに下っていくと・・

草がもっさもっさ生えた所に出ました。右側に行くと古道に繋がるはずなんですが、草がわっさわっさ生えていて古道見つからず。

ダムの裏手に道がありそうなので回ると人の踏み跡がある道を見つけ先に進みます。その後ロードに出て西へ進んでいくと

24番 光智山 法泉寺(こうちざん ほうせんじ)

ちょっとありえない感じに続く長い階段の法泉寺直下に到着。ここは一気にダッシュで登ります。

法泉寺 本堂

息を切らせて本堂までたどり付き、後ろを振り返ってみると・・

奥には武甲山、秩父盆地の街並み、手前には急階段。

視線に収まりきらない高低差感のある景色が広がっておりました。

25番 岩谷山 久昌寺

秩父錦 酒作りの森

法泉寺から酒造りの森の脇を通り抜け、炎天下のアスファルトの坂道をちょっと泣きそうになりながら登っていきます。登り切ると今度は急坂を下っていき久昌寺へ

法泉寺の階段下を12:43に出てから久昌寺の観音堂に着いたのは13:21、距離はおよそ4㎞。旧道が途中でわからなくなってロードが多めになってしまいまいました。

25番 岩谷山 久昌寺(いわやさん きゅうしょうじ)観音堂

久昌寺の弁天池には蓮が浮かび他の寺とはまた違った雰囲気。

久昌寺の本堂
弁天池西側から

弁天池を1周してから次の札所へ進みます。

26番 万松山 円融寺

荒川に掛かる柳大橋

下久那(しもくな)地区を抜け、荒川に掛かる柳大橋を渡り、影森地区にある円融寺へはおよそ3.5㎞。

余談ですが下久那地区では年に一度、一人葬式祭りなどとよばれる奇祭「ジャランポン祭り」が行われていてテレビなどでも紹介されているのでご存じの方も多いでしょう。

26番 万松山 円融寺(ばんしょうざん えんゆうじ)

久昌寺から円融寺までは25分。参拝を終えて出てくると14:05。残り3時間を切ってしまいました。

26番の観音堂「岩井堂」

円融寺には本堂だけがあり観音堂がありません。山の中にある岩井堂という所に観音堂があります。

岩井堂に行く為には昭和電工の敷地内に入ります。入口に守衛さんがいらっしゃいますので岩井堂に行く事を告げれば立ち入りを許可してくれると思います。

鳥居を潜って結構な段数の石の階段を登ります。このルートは琴平丘陵ハイキングコースの一部の様です。

岩井堂

山道を登り切ると清水寺の様な舞台造りの岩井堂が目の前に現れます。荘厳な雰囲気がありました

庇が岩にねじ込むような形で建てられていました。

27番 竜河山 大淵寺

後は下るだけだぜ!と思ってたら結構登りがあるのね。しかも手を使わないと滑って登れない様な所も。ちょっと舐めてました。

月影堂(観音堂)
27番 竜河山 大淵寺(りゅうがさん だいえんじ)

大淵寺を出た所で14:50をまわった所。やばいです。残り2時間で3つの寺を巡り12㎞以上移動しなければなりません。出来るのか?

28番 石龍山 橋立堂

橋立堂に向かう登り坂では徒歩と電車で巡礼している方に出会った。

「今日はどこまで打たれるんですか?」「行ける所まで行きたいんですがね」「あと2時間しかありませんねぇ」「暑いから大変ですよねぇ」などと会話しながら先へ。

28番 石龍山 橋立堂

頑張りました。1.4㎞を10分。橋立堂下に到着。

でもちょっと頭が痛いような感じがする。熱中症気味なのかもしれない。

土津園(はにつえん)のかき氷でクールダウンし、タオルを濡らして体を拭います。

土津園のかきごおり

時間が許せば土津園でお蕎麦でも頂く予定でしたが、そんな余裕は無い。

29番 笹戸山 長泉院

橋立堂を後にしたのが15:22。旧道ルートで先へ進もうとすると侵入禁止の看板がある。仕方なく大きく迂回することにする。

不動名水

浦山口駅手前では大量に水が湧いているいる場所がありました。美味い水をゴクゴクと大量に注入。頭と体にも水を掛けた事は言うまでもありません。少し元気出た。

29番 笹戸山 長泉院(ささどさん ちょうせんいん)

30番 瑞龍山 法雲寺

長泉院 を出た所で15:50。残り1時間少々で7㎞の道のりなら何とかなりそう。と思った瞬間、左ふくらはぎが軽くピキーンとなる。ああこれミネラル不足か熱中症の症状じゃん。スピードを落としボトルの水を脚に掛けてごまかしながら進みます。

喫茶ALFEEは櫻井さんの実家

何度も攣りそうになりながらも法雲寺最寄りの白久駅の前を16:44に通過、残り1㎞位だから余裕だなと首を法雲寺がある方に向けると・・・・全く想像していなかった傾斜の坂道が。

「マジか?ここを時間内にクリアできないと次の予定に支障を来す。」ここはもう右脚が攣って歩けなくなっても構わない。何としてでも辿りつかないといけません。

攣らない様に右足を棒のようにして走り16:52 法雲寺の入口に到着。

30番 笹戸山 長泉院(ささどさん ちょうせんいん)

最後の階段を登り、申し訳ないが手早く参拝し納経所へ向かう。先ほど橋立堂の手前でお会いした徒歩巡礼の方が御朱印を受けていた所だった。間に合ったぜ。

最後ギリギリで間に合った事で健闘を称えあい坂道を下っていく。坂を下った白久駅から帰る事もできるが次回の距離を少なくする為三峰口駅まで進んでおく。

30番法雲寺から次の31番観音院は18㎞もあるのだ。三峰口駅まで進んでおく事で1.5㎞の短縮になる。

三峰口駅と反町食堂

17:23 三峰口駅に到着。時間も時間なのか電車を待つ人は数人しかいない。

着替えたいが銭湯などは無い。近くの待合室は誰もいなかったので体を拭い着替えた。時刻表を見るとまだ時間がある。

そういえばハラ減ったなぁ。それと麦の味がする飲み物とかも飲みたいよな。駅前を探してみても商店らしきものは閉まってるし、自販機も見当たらない。

唯一開いていたのが雰囲気はあるがなかなか入りにくそうなお食事処「反町食堂」

反町食堂

店内をのぞくと店主らしき人物がホールに出て一組のお客と何やら話をしている。

「まだ営業されてますか?」と聞いてみると、その人物はお店の人ではなくてただのご近所さんだという。頑固そうで小難しそうな店主が奥にいた。

「表に書いてあるホルモン焼き定食をお願いします。」かなり無愛想な感じだがOKの様だ。食事にありつけるだけで有り難い。

店主が忙しそうに準備している間、店主に瓶ビールを注文しようかタイミングを見計らっていた所、食事をしている年配のご夫婦に話掛けられたので、霊場巡りの事を話をした。

ホルモン焼き定食800円

若者(おじさんから見れば私も若者に見えたのだろう)が来てくれた事が嬉しかったのか、おじさんからグラスビールを振る舞っていただいた。ホルモン焼きが出てきたところでビンビールを注文し返杯させていただいた。

ホルモン焼き定食。タンやカシラやレバーなどいろいろ入って、これにご飯とみそ汁がついて800円である。ボリュームがあって超お得。味も満足でした。

というわけでお腹も満たされ2回目のランニング巡礼が無事終了した。

第3回はここ三峰口駅から北上し 31番観音院 32番法性寺 33番菊水寺 34番水潜寺の4寺を巡る総距離50㎞。もうちょっと涼しくなってから再開しようと思う。

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