第10回 小江戸大江戸200k 完走レポ 小江戸編

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前回の投稿からかなり時間が経ってしまいました。2月の大会なのに5月に書いています。(それでもまだ前半)

レースでは辛かった思い出は忘れる事がほとんどですが、小江戸大江戸200kは体がまだ鮮明に痛みを覚えていますw

蓮馨寺スタート

ゲートの通過待ちで10分位待ったでしょうか。後ろに誰もいなくなった所で計測器にタッチしてスタート。この時の順位は413/413

街中は走ってもどうせ信号に捕まるので早歩きで進みます。

国道254を越えると田畑が広がる道になっていく。歩道を2列になって進む。

1番目のエイドは21.2km地点の吉見エイド。2時間30分程度を目安に進む事にしていた。

伊佐沼を越えたあたりから車の来ない農道。追い越しができるので少しスピードを上げる。

今の天候は暑過ぎず寒過ぎず順調そのもの

河川敷に出ても快適で、去年、試走を2回した時は荒川の河川敷の向かい風と土埃酷かったが今日は無風で走り易い。楽勝じゃね?

吉見エイド(21.2km)

気持ちよく走って吉見エイド到着。エイドではパンを数切れと確かバナナを一切れ頂いたか?滞在は2,3分でエイドを後にした。

エイドから河川敷に上がる坂道の途中で順位は真ん中位かな?と思って計測サイトを見てみたら110/413 。想定していた順位より早い。でもまぁ良いか普段通りのペースだし、体も全然辛く無いしこのまま普通のペースを続けていこう。

手島エイドを出て走っていると前方にペースも歩幅もピッチも丁度良いかなと思えるランナーを見つけた。その前を走るランナーの動きと自分の動きをシンクロさせ没頭していると、まるで自分が機械の一部になったかのような錯覚を覚えた。

手島エイド(32.7km)到着

荒川河川敷から少し離れた手島エイドに到着。だいぶ気温が上がってきて発汗があるので味噌汁が美味かった。おいなりさんを数切れミニトマト数個頂いて出発。

信号待ちで20人位の集団になったが集団からは抜け出して先に見える列を目指して荒川沿いの道を走る。先の列に追いついた辺りで脹脛の張りを感じるようになる

重忠橋を渡り140号に出て花園インター過ぎた辺りで今度は足裏が痛くなってきた。だるくて歩く事が増えてきている。カツを入れようと自販機でコーラのエナジードリンクを飲んでみる。

玉淀大橋を通過するとエイドはもうすぐ。

浄恩寺(51.8k)到着

手島エイド(32.7km)から3時間かかって浄恩寺到着

この地点で全体の25パーセントが終わっただけ。脹脛と足裏以外に足首周りも痛くなってきたような・・今思えば、ウルトラマラソンで普段通りのペースでは早過ぎたのだ。アスファルトのダメージはレース中に蓄積していくのを初ロードレースで体感的にも知らなかった。

気温が高く発汗が多かったのでエイドでは水分多めに摂取し5分程度滞在。エイドを出てからもあまり走れず。足の痛みも全体に広がってきている。

唐子(72.0km)到着

浄恩寺から唐子までは20kmの距離。脚が重く、アップダウンもありスピードも上がらない。唐子には日が沈んだ17時過ぎ頃に着いた。唐子までなんとか辿りつけたのは小倉整体の施術が受けられるからと言っていい。去年の彩の国100kの終盤で小倉さんに調整していただいてかなり楽になったのを覚えていたからだ。

施術までどれくらいか聞いてみると1時間くらいは待つという。1時間も待つのか思ったが脚全体が痛く、全くもって先に進む気が失せていたので、回復を信じて気長に待つことにした。

待っている間はストレッチしてみたり、エイドではうどんが提供されていたが、うどんが無くなったらしく買い出しに行ってるとかでうどんには有りつけなかった。有名人のオレンジ色のおじさんにも挨拶させて頂いた。

蓮馨寺(91.3km)小江戸ゴールへ

エイドを出る前にヘッドライトを装着しスタート。出発は18時22分なので1時間以上エイドで休んだことになる。

施術を受けたせいかだいぶ脚の痛みは軽くなって、早くは無いけど走れる状態。川越の蓮馨寺までは行けそうな感じがしてきた。川越までは20km位だ。よし蓮馨寺でリタイアするぞー。

エイドを離れてからしばらくすると街灯なども無く結構暗い。あまり気のりしないが走ってみると走れなくもない。信号待ちで自然に集団が形成されるので集団についていく。

徐々にペースアップし集団から抜け出すと、自分の後ろをぴったりとつけてくる足音を感じるようになった。

信号待ちのタイミングで振り返って話しかけてみると小江戸コースのランナーの小柄な女性だった。

これほどまで暗い道だとは想像せず、光量の強くないハンドライトを持ってきてしまい道も不案内なので進むのに苦労している、迷惑じゃなければ同行させて欲しいとのこと。

そんなことなら大歓迎!。自分は試走もしていることだしエスコートさせて頂こうと思った。同行者もいればダレる事も無くなるしね。

彼女のおかげでペースが上がり、小集団を次々とパスしていった。いつの間にか信号待ちの時間を含めてキロ7分台で走っていた。

しかし長くは続かない、川越まであと数キロで脚がまた重くなってきたので自分はペースを落としたのであっさり置いていかれたw。蓮馨寺で出迎えてくれたけど。その節はありがとう。

そして20:50頃、小江戸コースゴール。スタートから12時間50分、そりゃ疲れるわな。

脚の調子によってはリタイア止む無しと思っていたが、一時に比べて復活した感がある。更にここでは聖整体院さんで調整してもらえるし、この次のエイドの成願寺(128.0km)までは交通の便が良い川越街道と山手通りを南下するだけだし、リタイアしようと思えばいつだってできるのだ。川越まで同行してくれた方にエールも受けた事だし、やっぱり行くことにした。

聖整体さんの予約をしてから夜の寒さに備えに暖かめの長袖に着替えタイツも着用。エイドにあるカップラーメンにお湯を入れて頂き、この先の為の英気を養った。

行かなきゃ良かったのに・・・・  大江戸編に続く

第10回小江戸大江戸200k完走レポ 「準備篇」

第10回 小江戸大江戸200k 完走レポ 大江戸編

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