2017/7/9
トレニックワールド外秩父 50Kに参戦しました。
先に結果を申しますと、24キロ過ぎの第3エイド、秩父高原牧場で途中棄権。
棄権理由は懸念していた「胃の不調」でした。
単純に自分の体力、走力だけを考えれば十分完走可能な大会であったと思います。
必ず胃の不調が出ると思って、色々対策していたつもりでしたが
まだまだ自分自身、自分の体の事をわかっていないようです。
失敗の経験を糧に書き留めておこうとおもいます。
第5回トレニックワールド外秩父 50kmの大会概要
距離は49.8km (累積標高差: 2,888m, ダート率: 65.8%)
制限時間は11時間 エイドは7箇所
ITRA認定ポイント 3ポイント(予定)
<コース>
寄居駅町役場(スタート)~鐘撞堂山~虎ヶ岡城跡~波久礼駅前~大平山~
葉原峠~釜山神社~皇鈴山~秩父高原牧場~定峰峠~白石峠~
大野峠~飯盛峠~大平尾根~戸神~大満~ゆうパークおごせ(ゴール)
※コース画像、文章は大会概要より 一部改変
寄居駅到着
当日は5時の電車に乗り、スタート地点最寄りの寄居駅到着は6時52分
受付終了は7時なのですが、受け付け場所が駅を出たすぐ前にある寄居町役場なので間に合います。
受け付けを済ませ、荷物を預けたあと暑さのなか準備を進めます。
トイレ(大)は並ぶので来る前に済ませておきましょう。
7時過ぎの時点で既に30度は超えている感じでした。
参加記念品は 大会オリジナルデザインのレイドライトのチューブバンダナでした。
主な装備、補給は350mlボトルに水、500PETのスポドリ、ジェル×4、ゼリー飲料×2、電解質補給タブレット、
必携ではありませんでしたがレインジャケット、モバイルバッテリー
エマージェンシーシート、ファーストエイドキット、ヘッドライト、非常用としてザック内にPET水500mlなど。
7:30になりスタート
出来るだけスピードは落とし第1エイドまではゆっくり進むことにします。
1〜2キロ進んだロード途中に公衆トイレがあって、あらかじめコースを知ってる人?は入ってました。
ロードで3キロほど進み(7:49)少林寺からトレイルへ。渋滞してます。
トレイルに入ってすぐ、20人位の集団で連なってコースロスト。
すぐに気づいたのでダメージはありません
鐘撞堂山を下り虎ヶ岡城跡方面に向かいます。(8:31)既に体から滴る程の滝汗。
ロードを1キロ走って再びトレイルへ
波久礼駅前(9:18)
荒川を横断します。(9:22)
最初のエイド(大平山入口)9:29
頭にかけ水してもらいました。
エイドを抜けるとレースで最も長い登りが始まります。
この頃からでしょうか。序盤抑えていたつもりでしたが、なんとなく胃の周りが・・・
長い登りが終わる頃には吐き気が
下りは何とか走れるものの、フラットも歩きになってしまいました。
やっとエイドに、つきました。
第2エイド釜山神社(11:12)関門時間は全く意識していなかったが関門の制限時間は11:30だった。
何か食べないと駄目なのでいなり寿司を二切れ
水分を補給して誰かが出発するタイミングで出ようと思ったが、
皆さんも疲労の色が濃く、日影に腰を下ろして誰も動こうとはしません。
仕方無いので歩き出します。
刺すような日差しがさらに体調を悪化させます。
エイドを出てからも走ろうとしましたが、吐き気で走れません。
回復するタイミングを伺いましたがダメ
大した運動量じゃないのに何度も立ち止まるも心拍も下がりません。
途中の登りで片脚を攣った状態?で脚を引きずる女性にすら抜かれる始末。
第3エイド 秩父高原牧場に着いた時点で12:44
次の第4エイドの定峰峠の関門が13:40
今の胃の状態では水分も取れず、危険と判断、
関門も越えられないのでリタイアを決め
IC計測バンドを預けました。
10分程滞在していたら吐き気が少し引いてきました。
せっかくだからエイドにある物を頂いてみました。
胃の不調は胃の荒れ、低ナトリウム血症の線が、濃いと思っていたけど
そんなに早く回復を感じる物なのか?
今思うに吐き気の原因は「低血糖?」「乗り物酔い」的な?線を疑う。
楽になったと思いきやリタイアしてからもしんどい旅でした。
スタートの寄居役場前で預けた荷物は、ゴールのゆうパーク越生に搬送されていますので、取りにいかないといけません。
同じタイミングでリタイアした方達と30分ロードで山を下りバス停へ
去年の同大会(5月開催)を完走されている方に伺うと、時期が違うと全く別のレースだと仰ってました。
バスが来る橋場バス停は日差しを遮る所が無いので、近くの公衆トイレの裏の日影を分け合って40分待機。
気温が高く暑いはずなのになぜか涼しく感じました。
14:12の路線バスが来ました。
バスの車内は定峰峠でリタイアした方達で座席はほぼ満席。
汗をかきまくった人達で埋まる車内は懐かしい部室の匂いがしました。笑
やっと小川町駅に着き、今度は東武東上線で坂戸駅で向かいます。
電車内では60歳以上の方で50歳近くになってから色々なレースに出始め、今では毎週のように各地のレースに出ているという方に出会いお話をさせて頂きました。
彼は限りなくジェントルマンでした。
毎週の様にレースに出るかは別として、長く続けていくのは僕の目標のひとつ
ジェントルマンは荷物預かりが無いという事で坂戸駅で別れ、私は東武越生線に乗り換えます。
15:43 リタイアしてから既に3時間たっている。長かった(^^;;
皆さん越生駅からのシャトルバスに乗るようでしたが、私はひとつ手前の武州唐沢駅で降ります。
さぁ、ラストランだ。
多少重いが3時間も休んだので普通に走れる。たったの2キロだ
裏口からゴールしました。
熱い夏が一気に来たような感じでした。
今回の完走率は60%の厳しいレースになりました。
完走は叶いませんでしたが、自分としては収穫ある大会となりました。
一年後、またこのレースに出てゴールゲートをくぐる事がひとつの目標。トレーニングと暑熱順応をして臨みます。
レース終盤、熱中症で倒れられた方がいて未だ入院されているようだ。1日も早くの回復を願っています。
最後にスタッフ、ボランティアの皆様、参加された選手の皆様、ありがとうございました。
コメント
レースお疲れ様でした。
無事に帰宅できて何よりでしたね。
毎日、外で仕事しているけど、湿度高いと半日で動けなくなってしまうのでこの夏の時期は本当に危険だと感じます。
お疲れ様でした
昨日アマゾン260Kグレートレースの再放送を見たんですが、暑さで胃が調子悪くなる選手がいました。
レースの体調管理ってとても難しいんですね。
みっさん こんばんは
走るより電車移動の方が長かったッス
体が暑さに慣れていないとダメですね。
さあ来年一緒にどうですか
シッポナさん こんばんは
僕は10キロで気持ち悪くなりました。
この体質どうにかしたいです。
じゃ、来年・・・。
行ってみますか、(汗汗))
出るからにはキチンと練習して完走目指すよ!!
みっさん おはようございます。
まだ来年の話なので、時期は変更になるかもしれませんけどね。
いけそうならご一緒しましょう。