TRIMTEXは皮膚と一体化する様な着心地のロングパンツ

ちょっと肌寒い時期に山を歩く時、街なかをランニングする時。
または移動着として機能的で使いやすいロングパンツ

TRIMTEX Trainer TX ロングパンツ
を履いて春の奥多摩を走ってきました。

トリムテックスの存在はトレランを初めてやる頃には色々なウェブサイト、ブログなどで知っていて、ロングパンツを買うならＴＲＩＭＴＥＸだろうと目星を付けていました。
しかし他にもトリムテックスに似たような物があるだろうと
冬の間に色々なメーカーの物を比較し探し続けてたら、すっかり春になってしまいました。（笑）

このロングパンツを普通に手に入れるには阿闍梨のネット通販から手に入れるのが一般的てすが、
かなり細身のパンツなので試着はしてみたい所。
173センチ64キロで、ふくらはぎ、太腿が太めの私は
既成のジーンズとかをウェストに合わせると脚回りがパッツンパッツンで
脚に合わせると今度はウェストから落ちてしまうんですよね。
スキニーなんて履くとシルエットが台無しです。

さぁそろそろ買うかなと思ったタイミングで埼玉県川口市のランニングショップ
RUNARX RUNNING COMPANYで
入荷情報を知り試着後購入。Mサイズがしっくりきました。

TRIMTEX Trainer TX ロングパンツ は
ノルウェーのスポーツウェアメーカー　「TRIMTEX 社」の商品です。
オリエンテーリングウェアに特化しているブランドでしたが、その機能性の高さから
ランナー、サイクリスト、トライアスリート、トレイルランナー、ハイカーなどにも人気を得ていった商品です。
TRIMTEX Trainer TX ロングパンツの大きな特徴は
パンツの前面と後面で特徴の異なる素材を使用している事です。


黒なので分かりにくいですがロゴのある方が右前です。
前面はポリエステル繊維で防風性があり、多少の雨などは弾きます。
後面はタイツ生地を使い、ストレッチ性と通気性に優れています。

裾のジッパーは膝下付近まで大きく開きます。

細身のウインドパンツは走っていると汗でまとわり付きますが
TRIMTEX Trainer TX ロングパンツは
前面の内側にはメッシュが貼られており、且つ
脚の曲げ伸ばしに適した裁断パターンなので
足さばきに干渉する皮膚への張り付きが少ないです。

膝下に膨らみのある切替しがあり、白い反射テープが縫い付けられています。
膝下にベンチレーションが付いています。
山や階段を登る動作の時膝上げが非常にスムーズです。

よっこらせっと！　あんまり上がらんな
一般的なウインドブレーカのパンツだと、腿の生地をたくし上げてからじゃないと布地が膝に引っかかりますが
脚を上げても肌へのまとわり付きがありません。
何も着ていないような感覚で動きへの追随性がありながら、適度に守られている感があります。
新しい皮膚を一枚纏ったかのような感覚。

脚は太いんですが細く見えます。
ポケットは右前にひとつのみです、左にも有ると便利ですね。
iphone7くらいの物をいれても全力ダッシュでもない限りは
適度な生地の張りで押さえつけられるのでポケットの中の物が暴れる様な事もないです。
着用時期：
四月下旬の奥多摩(御岳山、大岳山付近)は気温は10℃前後でしたが日差しがそこそこあり走ると暑いくらいでした。
下にランニングパンツを履いていてTRIMEXを脱ぐタイミングを窺っていましたが
結局、全行程でTRIMEXで行動しました。
寒い時期のトレラン、3シーズンのハイキングだとこれ1着でこなせます。
移動着としても良いです。Sサイズで235g。
着用感：
文面でその効果は知ってはいたものの、
正直ここまで足さばきに影響しないとは思いませんでした。
山登りするのにトレッキングパンツを持っていなかったので丁度よかったかな。
耐久性:
生地がウィンブレとタイツなのでトレッキング用パンツのような強度は無いと思います。
熊笹が茂っているような所は少々気を使いました。

ダメになったらまたリピートすると思います。